鞍馬火祭
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2007年12月17日
月日:10月22日 場所:由岐神社
午後6時。「神事(じんじ)にまいらっしゃれ」という神事(じんじ)ぶれを合図に家々の篝火(かがりび)に火が灯されます。
小さな松明(たいまつ)を持つ子どもたちを先陣に,徐々に大きめの松明が続き,最後には大人たちが担ぐ100キロもある大松明が繰り出します。
子どもも大人も「サイレイヤ,サイリョウ」の掛け声とともに松明をかかげて歩きます。舞い散る火の粉,きらめく剣鉾(けんぼこ),太鼓の響きが加わると,街道は熱気に包まれ,祭りはクライマックスを迎えます。
この火祭は,940年,由岐大明神(ゆきだいみょうじん)が鞍馬の地へ移された際に,鞍馬の人たちが松明と篝火(かがりび)で迎えたのが始まりと伝えられています。