上高野念仏供養踊
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2007年12月17日
月日:8月19日 場所:宝幢寺
上高野念仏供養踊は、洛北地域で長きにわたり継承されてきたものですが、江州音頭の流行で大正時代に一時途絶えました。その後、当時の様子を知る方々により復興され、現在は、8月19日の夜に行われています。
踊り場の中央に施餓鬼台(せがきだい)を設置し、この一年間に地域で亡くなられた方々を偲びます。住職による回向(えこう)の後、踊りの開始を告げる口上(こうじょう)が述べられ、囃し方による太鼓、鉦に合わせ、念仏を唱えながら、ゆっくりと施餓鬼台を中心に円を描くように踊ります。
女性たちは、揃いの浴衣に三幅(みはば)前垂れ、赤の襷(たすき)に白足袋、赤い緒の草履を履き、右手に団扇を持って踊ります。