松ヶ崎妙法送り火
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2007年12月17日
月日:8月16日 場所:松ヶ崎東山,西山
8月16日,午後8時10分には松ヶ崎西山,東山の「妙」と「法」の二文字が浮かび上がります。この2山はふたつでひとつ。「松ヶ崎妙法送り火」と呼ばれ,同時に点火されます。
「妙」は1306年,地元の歓喜寺(かんきじ)が日像の教えによって天台宗から法華宗に改宗した際,日像(にちぞう)が西山に妙の字を書いたと伝えられています。そして「法」は,妙泉寺(みょうせんじ)の末寺,下鴨大妙寺(だいみょうじ)の僧日良(にちりょう)が,江戸時代初期に東山に書いたことが始まりとされています。
点火が始まると,妙の西山では読経が行われます。火床は妙が103基,法が63基。お題目の二文字が夜空を焦がします。