京都市交通局/市バス「観光特急バス」の 令和7年度 JCOMMプロジェクト賞受賞
ページ番号345084
2025年9月4日
京都市交通局では、市民生活と観光の調和に向けた市バスの混雑対策を重要課題の一つに掲げており、その一環として、令和6年6月実施の市バス新ダイヤにおいて、改正された国の制度を全国で初めて活用し、京都駅と東山エリアの観光スポットを結ぶ「観光特急バス」の運行を開始しました。
この度、観光特急バスの運行に係る取組が、日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)の「令和7年度 JCOMMプロジェクト賞」を受賞しました。
受賞プロジェクト
~日常生活を中心とした「市民利用」と「観光利用」の棲み分けを目指して~
京都市交通局/市バス「観光特急バス」の運行
詳しくは、別紙をご覧ください。
受賞者
京都市交通局
主催
一般社団法人 日本モビリティ・マネジメント会議
授賞式/プログラムの概要
日程
令和7年9月12日(金曜日)、13日(土曜日)
会場
北海道札幌市 札幌コンベンションセンター
参加者
授賞式へは、京都市交通局自動車部長の児玉宜治の出席を予定しています。
展示発表
第20回 日本モビリティ・マネジメント会議の会場内において、本プロジェクトに関する展示発表を予定しています。
選定理由
改正された国の制度を全国で初めて活用し、一般路線バスとは異なる運賃体系を採用した「観光特急バス」を運行している点が高く評価されました。またこの取組により、並行する一般路線の待ち時間短縮や混雑緩和といった、市民生活と観光の調和に繋がる効果が確認されており、オーバーツーリズムに悩む他の地域において、有効な対策のモデルケースとなることが期待され、JCOMMプロジェクト賞に選定されました。
用語について
・モビリティ・マネジメント(MM)
モビリティ・マネジメント(Mobility Management, 略称MM)とは、渋滞や環境、あるいは個人の健康等の問題に配慮 して、過度に自動車に頼る状態から公共交通や自転車などを『かしこく』使う方向へと自発的に転換することを促す、一般の人々や様々な組織・地域を対象としたコミュニケーションを中心とした持続的な一連の取り組みのことを意味します。
・日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)
MMの実務的実例や学術的実験の事例は、1990年代後半から、日本国内外で様々に蓄積されつつあります。ここで、それぞれのMMの取り組みをさらに望ましいものとするためには、個々の実例に携わった実務や行政、研究者が積極的に情報交換を綿密に重ねていくことはとても重要です。 こうした認識の下、本来あるべき適切な形のMMを、効果的に広範に推進されることを支援するために、国土交通省と(社)土木学会とが共同主催をする形で、様々な立場のMM関係者が一堂に会する日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)が、定期的に開催されることとなりました。
(※1、※2:日本モビリティ・マネジメント会議のホームページより)
報道発表資料
発表日
令和7年9月4日(木曜日)
担当課
交通局(自動車部運輸課 電話863-5132)
報道発表資料
報道発表資料(PDF形式, 688.35KB)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 交通局自動車部運輸課
電話:(運輸担当)075-863-5123、(路線計画担当)075-863-5132、(事業担当)075-863-5135
ファックス:075-863-5128