市バス28号系統での車内客の閉じ込め事案
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2025年2月13日
昨日2月12日、市バス運転士が京都駅前バスロータリーにおいて、お客様を市バス車内に閉じ込める事案を発生させましたので、お知らせします。
このような事案を発生させたことを重く受け止め、改めて再発防止を徹底し、市バスを御利用のお客様の信頼回復に努め、安全・安心に市バスを御利用いただけるよう全力で取り組んでまいります。1 発生日時・場所
令和7年2月12日(水曜日)午後5時24分頃
京都駅前バスロータリー(京都市下京区)
28号系統(大覚寺~京都駅前)2 担当営業所
洛西営業所(近鉄バス委託)運転士 62歳 経験年数19年3か月
3 概要
- 市バス28号系統が京都駅前おりば(終点)に所定のダイヤから6分遅れの午後5時23分に到着し、降車のお客様の対応を終えた後、運転士は車内最後部まで歩いて車内点検を行いましたが、運転士の真後ろの席で寝ておられたお客様1名(18歳・男性)に気付かず、同24分におりばを発車し、三哲操車場(京都市下京区東塩小路町)に入庫しました。
- 三哲操車場に入庫後、本来なら再度車内最後部まで歩いて車内点検を行うべきところを、当該運転士は車内点検を行わず、お客様に気付かずに下車し、午後5時29分に扉を閉めて車両を離れました。
- 当該お客様は、運転士が車両を離れてすぐに目を覚まされ、車内に残っていることを京都駅前の案内所に携帯電話で連絡されました。その電話を受けた案内所から洛西営業所に速報し、同営業所から三哲操車場にいる当該運転士に連絡を取り、車内を点検するよう指示したところ、午後5時58分に当該車両内にお客様がいらっしゃるのを発見しました。その場で謝罪のうえ、降車いただきました。なお、お客様の健康状態に異常はないとのことでした。
- 本事案発生を受け、当該委託事業者に厳重注意するとともに、全営業所長が出席する緊急所長会を開催して本事案を共有し、再発防止を厳命しました。
- また、乗務前の点呼時での周知、終点停留所での立地調査の強化等を通じて、全運転士に車内点検を確実に行うよう徹底してまいります。
報道発表資料
発表日
令和7年2月13日
担当課
京都市交通局自動車部運輸課(電話:075-863-5123)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 交通局自動車部運輸課
電話:(運輸担当)075-863-5123、(路線計画担当)075-863-5132、(事業担当)075-863-5135
ファックス:075-863-5128