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京都市交通局

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市バス・地下鉄のお客様数(令和5年度)

ページ番号328933

2024年6月20日

 この度、令和5年度の市バス・地下鉄のお客様数(速報値)について、お知らせします。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により市バス・地下鉄のお客様数は大きく落ち込み、年度を追うごとに一定の回復は見られましたが、令和4年度時点でもコロナ前(令和元年度)(以下、「コロナ前」という。)には及ばない状況が続いていました。

 令和5年度は、5月に新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類に移行したことにより、通勤・通学の御利用が戻ってきたことや、円安を背景とした外国人旅行者をはじめとする観光客の増加などにより、市バス・地下鉄の御利用は一定の回復傾向が見られましたが、依然としてコロナ前の状況には及ばず、両事業の1日当たりのお客様数は▲4万3千人(▲5.6%)の減少となりました。

 運賃収入については、市バスはお客様数の回復に加え平均乗車単価の改善の効果もあり、コロナ前並みまで回復しましたが、地下鉄は若干下回り、両事業合わせて、コロナ前と比べ▲6億円の減収となりました。


 <令和5年度の1日当たりのお客様数及び運賃収入>

 ・市バス   「333千人/日」、「200億円」

 ・地下鉄   「385千人/日」、「252億円」

 ・両事業合計 「718千人/日」、「452億円」

 

 <前年度(令和4年度)比較>

 ・市バス   「+2万4千人増(+ 7.6%」、「+21億4千万円(+12.0%)」

 ・地下鉄   「+3万7千人増(+10.7%)」、「+28億5千万円(+12.7%)」

 ・両事業合計 「+6万1千人増(+ 9.3%)」、「+49億9千万円(+12.4%)」

 

 <新型コロナウイルス感染症の流行前である令和元年度比較>

 ・市バス   「▲2万6千人減(▲7.2%)」、「▲1千万円(0.0%)」

 ・地下鉄   「▲1万7千人減(▲4.2%)」、「▲5億8千万円(▲2.3%)」

 ・両事業合計 「▲4万3千人減(▲5.6%)」、「▲5億9千万円(▲1.3%)」

  (注)増減率が0.1%未満の場合は0.0%と表記

市バス・地下鉄1日当たりのお客様数

 

令和元年度

令和4年度

令和5年度

R5/R4比

R5/R1比

市 バ ス

35万7千人

30万9千人

33万3千人

+7.6%

▲7.2%

地 下 鉄

40万0千人

34万8千人

38万5千人

+10.7%

▲4.2%

 合 計

75万7千人

65万7千人

71万8千人

+9.3%

▲5.6%

(注)元年度比については、令和3年4月実施の「定期旅客数の計上方法の見直し」による影響等を補正しているため、表中の旅客数の差引及び減少率とは一致しません。

≪令和6年度のお客様の状況≫

 令和6年度のお客様数は、市バス・地下鉄ともに一定回復した状態が続いており、桜の季節やGWには、市内各地で観光のお客様による賑わいが見られるなど、4月~5月は市バス・地下鉄ともに、令和5年度と比較すると増加しています。

 ただし、コロナ前との比較では、4月は市バスが▲3.7%、地下鉄が▲4.7%、5月は若干回復し市バス・地下鉄ともに▲1.8%となっていますが、依然としてコロナ前までは戻っていない状況です。


[参考]令和6年4月、5月のお客様数

   (市バスは乗客計数器、地下鉄は改札通過乗降人員に基づく速報値)



(注)端数調整により表中の増減率が一致しない場合があります。

1 令和5年度のお客様の動向

 上半期では8月~9月にかけてお客様数の回復が鈍化していましたが、秋の観光シーズンに一定回復傾向となりました。以降は1月にかけてコロナ前比での減少率が上下していましたが、年度末にかけて少しずつ回復していきました。

 その結果、令和5年度の1日当たりのお客様数は、対前年度比で、市バスが+2万4千人(+7.6%)、地下鉄が +3万7千人(+10.7%)の増加となりましたが、コロナ前との比較では、市バスが▲2万6千人(▲7.2%)、地下鉄が▲1万7千人(▲4.2%)の減少となりました。


○「定期外」のお客様数(1日当たり)

 令和4年10月に水際対策が緩和されたことや、円安を背景とした海外旅行者をはじめとする観光客の増加などにより御利用が回復したことで、対前年度比では、市バスが+17.7%、地下鉄が+17.8%の増加となりましたが、コロナ前との比較では、市バスが▲6.1%、地下鉄が▲3.5%の減少となりました。


○「定期券利用」のお客様数(1日当たり)

 通勤定期は、コロナ禍でのテレワーク等により減少していたお客様が回復基調にあり、対前年度比では、市バスが+5.7%、地下鉄が+6.1%の増加となりましたが、コロナ前との比較では、市バスが▲1.8%、地下鉄が▲2.0%の減少となりました。

 通学定期(大学)のお客様数は、対面中心の授業形態に戻ってきたことで、対前年度比では、市バスが      +16.6%、地下鉄が+11.5%の増加となりましたが、通勤定期に比べて回復は鈍く、コロナ前との比較では、市バスが▲8.9%、地下鉄が▲6.9%の減少となりました。




≪各月のお客様数及び対元年度、対4年度の増減率≫


2 令和5年度の運賃収入


○ 運賃収入については、市バスはお客様数の回復に加え平均乗車単価の改善の効果もあり、コロナ前並みまで回復しましたが、地下鉄は若干下回りました。

○ 前年度との比較では、市バスは+21億45百万円、地下鉄は+28億48百万円の増加となりましたが、コロナ前との比較では、市バスは▲6百万円、地下鉄は▲5億84百万円で、両事業合計で▲5億90百万円の減収となりました。

参考 1日当たりのお客様数の推移とコロナ前との減少率

新型コロナウイルス発生以降の1日当たりの市バスのお客様数の推移
新型コロナウイルス発生以降の1日当たりの地下鉄のお客様数の推移

注 令和元年度比較(ただし、2月、3月は新型コロナの影響があったため平成30年度との比較)

市バス・地下鉄のお客様数について(令和5年度)

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関連情報へのリンク

報道発表資料

令和6年6月20日

交通局(企画総務部企画調査課 電話:075-863-5094)

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