令和6年4月1日付け組織改正及び人事異動（概要）

　令和6年度は、コロナ禍前の状況までお客様数の回復を見込むことが難しいなか、市バス・地下鉄の持続可能な運営を目指し、より一層の増収増客に取り組むとともに、市民生活と観光の調和を目指して「市バスの輸送力の再配分・増強」と「地下鉄をはじめとする鉄道を生かした移動経路の分散」の2つの視点による市バスの混雑への対策を積極的に展開します。

　また、お客様数の回復状況をはじめ、人件費の上昇や燃料調達価格などの物価高騰など、令和4年3月の「市バス・地下鉄事業経営ビジョン【改訂版】」策定以降の経営環境の変化を踏まえ、令和6年度中に同ビジョンを新たに見直すため、以下のとおり、組織改正及び人事異動を行います。

　全庁体制で取り組む「市民生活と観光の調和推進プロジェクトチーム」の一員として観光課題対策等に取り組むとともに、交通局においても、「市バス混雑対策プロジェクトチーム」を設置し、喫緊の課題である市バスの一部路線・時間帯で生じる混雑への対策を積極的に展開し、市民生活と観光の調和を目指します。

　観光都市であることのメリットを市民の皆様に還元するため、全国初のパイロットプロジェクトである、市バス・地下鉄運賃の市民優先価格の実現に向けて、企画調査課に「政策推進担当課長」、「運賃政策係長」を新設します。

　アフターコロナにおけるお客様の動向など、この間の経営状況の変化を踏まえ、令和4年3月に策定した「京都市交通局 市バス・地下鉄事業経営ビジョン【改訂版】」の見直しを行うため、企画調査課に担当係長を新設します。

令和6年3月28日（木曜日）

交通局企画総務部職員課　人事担当

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