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3月31日(日曜日)「第2回 茶の湯文化にふれる市民茶会」に参加してきました!

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2024年3月31日

3月31日(日曜日)「第2回 茶の湯文化にふれる市民茶会」に参加してきました!

 千利休の茶の湯の伝統を今に引き継ぐ千家流茶道の本家である表千家。

 昨年5月の第1回に続き、その表千家の茶道を学ぶ方だけでなく、一般の方にも広く茶の湯文化に触れていただくことを目的に開館された文化施設である「表千家北山会館」様が主催で開催されました「第2回 茶の湯文化にふれる市民茶会」に参加してきました。

 前回の市民茶会では、同会館に設置された広間にて茶席が催されたのですが、今回は同じ場所に組立式の小間が設置され、少人数での茶席が催されました。

 小間の床柱には北区中川などが産地の「北山丸太」が使われており、品と趣に溢れていました。

 そして、室内には、季節を感じる道具が随所に。桜が描かれた掛物はもちろんのこと、花入には椿の花が生けられていました。

 その花入には、椿の花と一緒に桜のような花が。暗所なので、見間違いましたが、よくお花を見ますと、花びらの形が少し違う。

 実は、アーモンドの花だそうです。


アーモンドの花。ほぼ桜の花ですよね!?

 一見すると桜に見えてしまいますが、実は違う花を生けている。それに気づき、その場を楽しむ。これも茶席の楽しみ方の一つですね。

 次に、フロアを移動し、内弟子の方の解説付きで「茶の湯への誘い展 茶の湯~小間と広間~(炉)」を観覧しました。先ほどの茶席では、窓が少ない小間でしたので、暗所になりましたが、4畳半以上の広間になると、窓も大きく、日の光が入り易いことから、茶室に置かれる道具の色や形なども変えるのだそう。

 そしてその違いは、土壁などにもあるそうで、室町時代から続く茶の湯文化の奥深さに感服いたしました。

 最後に、実際に自分でお茶を挽き、点てる体験がありました。

 抹茶は茶葉を石臼等で粉末状に挽いたもので、その粒子は4ミクロンになるそう。こちらの体験では、挽きたて・淹れたての茶を賞味できるというとても贅沢な体験(おかわりもできました)。

 私も、お茶挽きを体験しましたが、石臼がとても重たく、昔から手間暇をかけて抹茶を作られてこられたのだと、歴史の重みも同時に感じました。

 今回の「市民茶会」のほか、「表千家北山会館」様では、茶の湯文化を気軽に感じていただける催しを年間通して開催されています。

 是非、皆様にもお茶を身近に気軽に体験いただきたいです。

 

企画係長 藤井崇司


小さな石臼ですが、これがとても重いっ!


挽きたて・淹れたての茶は美味しかったです。

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