12月10日(日曜日)表千家北山会館 特別展「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」 を観てきました。
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2023年12月10日
12月10日(日曜日)表千家北山会館 特別展「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」 を観てきました。
会期末ギリギリになりましたが、表千家北山会館様からご案内いただきました特別展「家元に伝わる茶の湯の道具(五)「表千家歴代ゆかりの茶碗、服紗」」を観てきました。
まず、3階の展示室から。300年以上前の安土桃山時代を代表する陶工である千家十職「楽焼」の創始者である楽長次郎のお茶碗をはじめとする茶の湯文化を今につなげてきたお茶碗が数多く展示されていました。
展示品は、今も大切に使われているお茶碗ばかり、その佇まいからは「凛」としたものと人に使われてきた物に宿る「味わい」を感じました。展示品のキャプションを読むたびに、それらの歴史の深さに「ほっほぉ~」と感心してしまいました。
2階の展示室では、千家十職の楽家(茶碗師)、永楽家(土風炉・焼物師)、土田家(袋師)の作品が展示されていました。
どれも素晴らしい作品ばかりでしたが、特に土田家の服紗(ふくさ)について、服紗というと女性が持つのは赤い服紗という固定観念でおりましたが、とてもカラフルで絵柄も可愛いくお洒落なものばかり。同じ柄でも色が違えば、印象も全く違って見えることに驚きです。自分のお気に入りの服紗を探してみようかと思いました。
鑑賞後は、呈茶をいただきました。
茶道具でもあり芸術品でもある作品の数々を鑑賞し、目の保養になりましたのと、お茶やお茶菓子までいただけてほっこりした時間を過ごせました。
北区長 川妻 聖枝
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