10月3日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」第4回を開講しました。
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2023年10月3日
10月3日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」第4回を開講しました。
10月3日(火曜日)に、佛教大学オープンラーニングセンターにて「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」の令和5年度第4回を開講しました。
この講座は、能楽師観世流シテ方 河村晴久様を進行役に迎え、佛教大学オープンラーニングセンターとの連携で実施する社会人向けの連続講座です。
今回は、日本画家の服部しほり様にゲストとして御登壇いただき、「日日(にちにち)是(これ)好日(こうじつ)~この混沌社会を可能な限り愉快に暮らすための芸術~」をテーマにお話しいただきました。
服部様は北区雲ケ畑在住の日本画家で、国内外で作品を発表しておられます。
講座では、服部様の作品紹介に始まり、日本画について、そして「芸術を通して生を豊かにする」というお話をされました。
服部様は、日本画家・山元春挙の別邸である蘆花(ろか)浅水(せんすい)荘(そう)で絵画の展示をされたのですが、蘆花浅水荘で過ごした際、ふすま絵や掛け軸などの生活に溶け込んだ芸術文化に触れて心地よく感じたことがきっかけだそうです。空間と一体になった展示をされたとのことでした。
「床の間芸術」と言われるように、絵画が日常の設えとして当たり前に存在していた日本でも、現代では、美術館のように絵画と対峙して鑑賞することが芸術と捉えられがちです。しかし、慌ただしい世の中でもさりげなくそこにある芸術を意識しつつ楽しむことで生活が豊かになる、というお話で、服部様の芸術に対する熱い思いが伝わりました。
また、知識や教養がなくても芸術を気軽に楽しんでもらいたいというお言葉を聞き、もっと気楽に芸術に接してもよいのだと感じました。京都は、様々な芸術に触れる場が身近にあるので、実際に足を運んで芸術に触れ、生活を豊かにしていきたいと感じました。
次回の講座は12月5日(火曜日)、京繍伝統工芸士の長艸(ながくさ)敏明様をゲストにお迎えして、「京繍の歴史と未来」というテーマでお話しいただきます。本講座はどなたでも無料で受講いただけますのでお気軽にお申込みください。オンライン受講も可能ですよ!
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