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10月22日(日曜日)「職人の道具展」「珈琲とうつわ」展を見に行きました

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2023年10月22日

「職人の道具展」「珈琲とうつわ」展を見に行きました

 10月22日(日曜日)、久しぶりに京都市勧業館みやこめっせにあります「京都市伝統産業ミュージアム」を訪問しました。

 同ミュージアムで開催されていました「職人の道具展」では、錺金具(かざりかなぐ)・京銘竹(きょうめいちく)・神具・魔鏡・京漆器・伏見人形などの製品と使用する道具を拝見しました。展示されている京都の伝統産業の精密で非常に高い技術力に魅せられ、「素敵だわ。」と感心しました。

 その中でも錺金具で使われる「鏨(たがね)」に、文様のものがあることを知りました。チラシにも使われていて、味のあるものだなと思っていたのですが、これを作れる職人さんが、日本にお一人しかいらっしゃらないとのこと。世の中では、あらゆる分野で「担い手不足」と言われますが、その方がお亡くなりになられたら作る人がいなくなる。大切なお道具ですね。

 世間ではデジタル化が進み、人間がする仕事をAIが担っていく時代となっていきつつありますが、今回の展示を拝見し、伝統工芸の美は、やはり人でないと生み出せないのではないかと感じました。

 人が作る道具には、独特の人の温かみが宿り、作り手から使い手に渡り、使い手から道具に伝わり、「味わい」をもたらすのではないか、大切に守らなければならない物だと改めて思いました。

 入口付近では「珈琲とうつわ」展として、お洒落なマグカップやカップ&ソーサーが展示されていました。日常は、そんな高いうつわを使いませんが、お気に入りのカップで美味しいコーヒーをゆっくりいただく時間も必要よねと満ち足りた休日を想像し、公務へ戻りました。楽しいひと時を過ごせました。

 

北区長  川妻 聖枝


こちらが、錺金具で使われる「鏨(たがね)」です。


会場には多くの製品や道具が展示されていました。


京焼や清水焼のコーヒーカップたちが。どれもお洒落!

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