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11月21日(月曜日)作家・望月麻衣先生と北山三学区を視察しました

ページ番号306210

2022年11月21日

 11月21日(月曜日)、先日まで作品を募集していた「京都キタ短編文学賞」や昨年、一昨年と2度にわたり開催した船岡山エリア活性化に向けたキャンペーン等でコラボさせていただいた作家の望月麻衣先生と、北山三学区を視察しました。

 まずは小野郷へ。岩戸落葉神社にお伺いさせていただきました。黄色く色づいた大銀杏の葉が落ち、境内は一面美しい黄色の絨毯が広がっていました。神社には、小野郷自治会の西会長、元会長の片山様、神社筆頭総代の日下部様にもお越しいただき、片山様から由緒等について詳しくお話をお聞かせいただきました。

 小野郷を後にし、京都北山杉の里総合センターへ。京都北山丸太生産協同組合の松本事務局長から北山杉について詳しく御説明いただきました。望月先生にも、美しい北山杉の柱に実際に触れていただき、京都が誇る北山林業の神髄を実感いただきました。

 引き続き松本事務局長にも御同行いただき、中川へ。中川自治振興協議会の中田会長、松井副会長にも御同行いただき、まず中川八幡宮にお伺いしました。境内にそびえ立つ北山杉の母樹を前に「この木から挿し木で増やした子孫たちが、台杉の風景をつくっているのか」と感慨に浸りながら真っ直ぐ伸びた美しい姿を拝見しました。その後、宗蓮寺へ移動し、赤く色づいた紅葉と北山杉の森のコントラストが織りなす美しい景色を前に、時間を忘れて見とれてしまいました(感動!)。お寺のすぐ近くには500年台杉があり、その美しい樹形と紅葉のコントラストに再び感動!望月先生も沢山写真を撮影しておられました。そして、最後に磨き丸太倉庫群を見学。山から水を引き、倉庫の中で丸太を磨く作業をしておられる様子を想像しながら「この景観は未来に継承して欲しい」と強く感じました。

 中川を後にし、峠を越えて雲ケ畑へ。「畑嘉」さんでお昼休憩。山で採れたなめこが入ったお蕎麦は絶品!ここでしかいただくことのできない山の恵みに大満足しました。

 そして、今回の視察の最終目的地である志明院へ。今年先代がお亡くなりになり、跡を継がれた御住職様に色々とお話をお伺いしながら境内を拝見させていただきました。なんと、御住職様は、子どもの頃に境内の山の中で天狗に会ったことがあるとのこと!作家の司馬遼太郎が、著書の中で志明院での不思議な体験を語っていることは知っていましたが、目の前で実際の体験談をお聴きし、望月先生も私も興味深々。山の中での生活の御様子なども含めて、色々なお話に花が咲きました。

 望月先生には長時間お付き合いいただき、ありがとうございました。今回、望月先生と一緒に北山三学区の魅力を改めて認識することができ、とても嬉しかったです。望月先生、いつか北山三学区を舞台にした作品を拝読できることを楽しみにしています!?(笑)

                                             北区長 川妻聖枝


境内を埋め尽くす黄色い銀杏の葉が美しい岩戸落葉神社を片山様に御案内いただきました。


松本事務局長から北山杉の歴史や特徴について詳しく御解説いただきました。


とても大きな北山杉の母樹の前で中川の皆様と。


500年台杉と美しく色づいた紅葉。この景色は中川でしか見られない!


磨き丸太倉庫群、後ろには美しい北山杉が広がります。この文化的景観を未来へ!


志明院の御住職様と。とても興味深いお話をありがとうございました。

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