10月17日（月曜日）京都産業大学ギャラリー開館10周年記念特別展 「上賀茂神社と賀茂競馬」にお伺いしました

　10月17日（月曜日）、本日から12月10日まで、むすびわざ館（下京区）の2階にあります京都産業大学ギャラリーで開催中の「上賀茂神社と賀茂競馬（かもくらべうま）」にお伺いしました。この特別展は、ギャラリー開館10周年を記念し、賀茂競馬が来年930周年の節目を迎えられることに合わせて開催されたものです。

　源頼朝の花押（自署の代わりに用いられる記号・符号）が据えられた文書や、鎌倉～室町時代に成立した「賀茂祢宜神主系図　古系図」など大変古く貴重な資料が多数展示されており、とても見応えがありました。また、江戸時代の競馬の作法を図解した資料や上賀茂神社境内での人や馬の動きや配置を示した図面なども拝見し、これらに記されていることとほぼ同様の姿で現在も賀茂競馬が行われていることに、賀茂の皆様の誇りと使命感を感じ、とても感動致しました。

　賀茂競馬が、これから先も千年、二千年と末永く続いていくことを祈念致しますとともに、京都産業大学ギャラリーが、今後も多彩な展覧会を通じて社会教育の推進に寄与されますことを御期待申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北区長　川妻聖枝