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8月7日(日曜日)「北区民公開講座 with まぁいいかcafe」に参加しました

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2022年8月7日

 8月7日(日曜日)京都市北歯科医師会、京都北医師会、京都北薬剤師会、まぁいいかlaboきょうと及び北区役所の合同による、「まぁいいかcafe(認知症の方が接客されるカフェ)」と認知症にまつわる講演が大宮交通公園杜の家で開催され、参加してきました。

 この催しは認知症への理解と認知症に関する知識の普及を図り、認知症の方やその方を支える方々が、その人らしく住みやすいまちになることを目指して行われました。

 

 第1部の「まぁいいかcafe」は、まぁいいかlaboきょうと様が運営されているもので、認知症を抱える方が、席までご案内して下さり、注文を聞いて下さいます。

 認知症を抱えていてもできることをし、たまに注文と違うものが出てきたとしても、お客様に「まあいいか」と受け入れていただくことをコンセプトにされています。

 接客いただいた方に早速、色鮮やかで健康にもよい紫蘇ジュースを注文。

 接客されている方々の笑顔がとても印象的でした!紫蘇ジュースもとても美味しかったです!!

 

 第2部は認知症にまつわる講演をお聞きしました。

 京都北医師会の小原章央先生からは、認知症の原因、症状、早期発見・早期治療の重要性、関わり方のポイントをお伺いしました。認知症の症状緩和や進行を遅らせるための対策としてデイサービスへの参加を考えますが、初期段階では自覚に乏しいため、抵抗のある方はカフェ等にお出かけでもよいとのことです。

 京都市北歯科医師会の大河貴久先生からは、20本以上歯を残すことが重要であること、歯がほとんどなく入れ歯を使わない場合は、1.85倍もアルツハイマー病を発症しやすくなることをお聞きしました。

 京都北薬剤師会の四方勝教先生からは、クイズ形式で、年を取ると薬が効きやすくなること、お薬手帳は病院に行く時だけでなく普段から持ち歩くことで、お出かけ時、突然しんどくなった時にも役に立つこと等を教えていただきました。

 まあいいかlaboきょうとの平井万紀子代表からは、10年前に認知症のお母さんと同居し始めたことから、「注文を間違える料理店」を知り、2018年から「まぁいいか」と受け止めることで問題とならない「まぁいいかカフェ」を始められたそうです。認知症を抱えた方でも人の役に立つ、人から必要とされることが大切で、それが原動力となる。正しさより楽しさですることが大切と言っておられたことが印象的でした。

 

 認知症に対する理解が進み、認知症があっても住み続けられるまちづくりの重要性を改めて実感しました。    

 北区役所も高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを推進するため、「北区高齢すこやかステーション」の気づき・つなぎ・支える取り組みをしています。ご協力いただける機関の登録をお願いしていますので、よろしくお願いいたします。

(北区高齢すこやかステーションURL:https://www.city.kyoto.lg.jp/kita/page/0000239584.html)

 今後も皆さんと一緒に、あらゆる年代の方々がいきいきと過ごせるまちづくりに取り組んでいきたいと思います。講師の先生や関係者の皆様ありがとうございました。

 

                                            北区長 川妻 聖枝


開催に当たりご挨拶


関係者で記念撮影
右から まぁいいかlaboきょうと平井氏、京都北医師会小原先生、北区役所川妻区長、
京都北薬剤師会四方先生、京都市北歯科医師会尾上会長、大河先生、北区役所永井

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