区長の日記 「人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」を開催しました。
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2016年12月13日
区長の日記 「人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」を開催しました。
12月3日(土曜日),北文化会館において「人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて ~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」を開催しました。
第1部は,大徳寺派雲林院住職の藤田 寛蹊様に「しあわせに生きるとは」という演題でご講演いただきました。藤田様は,人として生まれたことが幸せであること,恵まれた環境で生きていることに感謝を忘れないこと,そして,苦しみや悲しみがやがて幸せになることをやわらかく丁寧にお話しいただきました。
第2部の映画上映では,山田洋次監督の映画「母と暮せば」を鑑賞しました。長崎に投下された原爆で亡くなった息子が亡霊となって母のもとに現れるという話ですが,戦後日本の助け合いの精神と母と子の絆,そして他者への思いやりが学べる映画でした。
講演では,要約筆記と手話通訳を,映画では,副音声と日本語字幕を付けたバリアフリー上映を行いました。障害のある方もない方も,一緒に講演,映画を楽しめる,よい機会となりました。本日の取組が,皆さんに人権について今一度考える良い機会となることを願っています。
イベント当日には,本事業の取組と趣旨をさらに普及させるために,京都府立清明高等学校の美術イラスト部が作成した北区「WAのこころ」ロゴマーク入りプログラムとポケットティッシュを配布しました。
このロゴマークは,12月9日から15日まで北区役所の1階で開催している「人権啓発作品展」にも掲示していますので,皆さん是非ご覧ください。


大徳寺派雲林院住職 藤田 寛蹊 様

「WAのこころ」ロゴマーク
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208
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