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区長の日記 「北区制60周年記念・人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて ~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」

ページ番号191579

2015年12月7日

「北区制60周年記念・人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて ~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」

 12月5日(土曜日),北文化会館において「北区制60周年記念・人権月間事業 すべての人の人権が尊重される地域社会の実現に向けて ~未来につなげる北区のこころ,『WA(わ)』のこころ~」を開催しました。

  今回のテーマは「WA(わ)」のこころです。

  日本,とりわけ京都には,平安京からの長い歴史の中で,「和」のこころ・精神が生まれました。それは,私たちの心,普段の生活の中に,今も息づいています。それは,お客様にお茶をお出しする,お仏壇にお花を活けてご先祖を敬う,家庭,地域,職場でお互いに助け合うなど相手を思いやる「こころ」が出発点となる行動ではないかと思うのです。

  北区では「和」をあえて「WA」と表現し,今までの「和」以外に,「輪」,「話」「環」など様々に表現できるこの言葉をキーワードにして,自然と文化が息づくまち「北区」から人権を考えていきたいと思います。

  第1部では,「能の描くひとのこころ」と題して,観世流能楽師 河村晴久先生に講演をしていただきました。先生は,現在まで途絶えることなく受け継がれてきた伝統芸能「能」の発祥,能を大成させた観阿弥,世阿弥の活躍,現在は,能が,世界中の方々に受け入れられている現状を,わかりやすく,お話しいただきました。

  第2部は,山田洋次監督の家族,兄弟姉妹,親子,恋人同士などさまざまな形の絆を描く映画「東京家族」を鑑賞いただきました。

 講演では,京都市聴覚言語障害センターさんによる要約筆記と手話通訳を,映画では,京都リップルさんによる副音声と日本語字幕を付けたバリアフリー上映を行いました。障がいのある方もない方も,一緒に講演,映画を楽しめる,よい機会となりました。

  本日の取組が,皆様に人権について今一度考える機会となることを願っています。

 


第1部 河村先生の講演



第2部 京都リップルによる映画のバリアフリー上演の説明

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