下水の高度処理水や雨水で「打ち水」大作戦を実施 ~先人の知恵を大切に、京都の伝統で涼みましょう!~
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2025年7月25日
京都市上下水道局では、8月1日の「水の日」に合わせて、「打ち水」大作戦を実施します。今回の「打ち水」では、下水の高度処理水や雨水を使用し、貴重な水資源を有効利用します。
「打ち水」は、気化熱を利用して気温を下げ、涼をとる効果があり、誰もが手軽にできるヒートアイランド対策や環境意識の向上の取組として注目されています。各御家庭でも、是非お試しください。
開催概要
日時
令和7年8月1日(金曜日)午後5時15分から5時45分(雨天中止)
場所
京都市上下水道局総合庁舎1階 正面入口前
(〒601-8116 京都市南区上鳥羽鉾立町11番地3)
(補足)その他、太秦庁舎及びポンプ施設事務所でも同時に実施します。
内容
下水の高度処理水(窒素の除去やオゾン処理により下水を消毒、脱色したもの)や雨水貯留タンクに貯まった雨水を使用し、職員が「打ち水」を実施します。
(補足)雨水貯留タンクとは、雨水を一時的に貯めるタンク。京都市では、浸水対策として、市民の皆様にも雨水の流出抑制に御協力いただくため、設置のための助成金制度を設けています。
その他
8月1日の「水の日」以外も継続的に実施
令和7年8月1日(金曜日)から8月29日(金曜日)までの期間も打ち水を行います。
- 上下水道局総合庁舎前において、平日の門掃き時に下水の高度処理水による打ち水を実施。
- 太秦庁舎及びポンプ施設事務所において、雨水貯留タンクの雨水による打ち水を実施(週1回程度)。
昨年度の打ち水大作戦について
令和6年8月1日に実施し、上下水道局総合庁舎前の歩道で計測した結果、地表から10cm付近で気温が2.9度(36.3度から33.4度へ)低下しました。
8月1日「水の日」とは?
昭和52年に8月1日を「水の日」とすることが閣議了解で制定され、水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、国や地方公共団体が啓発行事を行っています。
また、平成26年7月1日に施行された水循環基本法において、水循環の重要性についての国民の理解や関心を深める日として8月1日を「水の日」とすることが定められました。
報道発表資料
発表日
令和7年7月25日
担当課
上下水道局下水道部管理課(075-672-7838)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 上下水道局下水道部管理課
電話:075-672-7838
ファックス:075-682-2707