下水の高度処理水や雨水をつかった「打ち水」大作戦 ~先人の知恵を大切に、京都の伝統で涼みましょう~
ページ番号329963
2024年7月25日
上下水道局では、8月1日の「水の日」に合わせて、「打ち水」大作戦を実施します。「打ち水」 は、気化熱を利用して気温を下げ、涼をとる効果があり、誰もが手軽にできるヒートアイランド 対策や環境意識の向上の取組として注目されています。各御家庭でも、是非「打ち水」をお試し ください。
1 打ち水大作戦について
(1) 内容
下水の高度処理水(窒素の除去やオゾン処理により下水を消毒、脱色したもの)や雨水貯留タンク※にたまった雨水を使用し、職員が「打ち水」を実施します。
(2) 日時
令和6年8月1日(木曜日)午後5時15分~5時45分(雨天中止)
(3) 場所
京都市上下水道局総合庁舎前
〒601-8116 京都市南区上鳥羽鉾立町11番地3
その他、太秦庁舎、みなみ下水道管路管理センター山科支所、ポンプ施設事務所でも同時に実施します。
※雨水貯留タンクについて
雨水を一時的に貯めるタンク。京都市では、浸水対策として、市民の皆様にも雨水の流出抑制に御協力いただくため、設置のための助成金制度を設けています。
参考1 節電対策の一環としての打ち水の実施
令和6年8月1日(木曜日)から8月30日(金曜日)までの期間も打ち水を行います。
・上下水道局総合庁舎前で平日の門掃き時に下水の高度処理水による打ち水を実施
・太秦庁舎、みなみ下水道管路管理センター山科支所、ポンプ施設事務所で雨水貯留タンクの雨水による打ち水を実施(週1回程度)
参考2 8月1日「水の日」とは?
昭和52年に8月1日を「水の日」とすることが閣議了解で制定され、水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めるため、国や地方公共団体が啓発活動行事を行っています。
また、平成26年7月1日に施行された水循環基本法において、水循環の重要性についての国民の理解や関心を深める日として8月1日を「水の日」とすることが定められました。
参考3 昨年度の打ち水大作戦について
令和5年7月31日に実施し、上下水道局総合庁舎前の歩道で計測した結果、地表から10cm付近で気温が1.8度(32.3度→30.5度)低下しました。
報道発表資料
発表日
令和6年7月25日
担当課
上下水道局下水道部管理課(075-672-7838)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 上下水道局下水道部管理課
電話:075-672-7838
ファックス:075-682-2707