水道施設の地震対策
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2024年7月1日
1.施設の耐震化
浄水場内の管理棟について、耐震診断を実施して耐震補強を完了しています。その他の処理施設は、施設の重要度や改築更新時期を考慮したうえで優先順位を付け、順次耐震化を図っています。

施設の耐震補強
2.緊急遮断弁の設置
大規模な地震により破損した配水管からの水の流出を防ぐため、配水池の出口に緊急遮断弁を設置しています。大きな揺れを感知して緊急遮断弁が作動し、配水池からの水の流出を防いで貯留することで、市民生活に必要最小限の水量を確保することが可能となります

浄水場に設置の緊急遮断弁
3.配水管の高水準化
市内全域の「配水管の高水準化」を目指し、強度が高く耐久性のあるダグタイル鋳鉄管への取替えを進めています。幹線はもとより支線についても、配水管の取替えや新設には耐震管を使用しています。

4.配水管の相互連絡
地震等の災害による被害に備え、給水エリアが異なる浄水場からでも給水することができるよう、連絡幹線配水管を整備し、給水のバックアップ機能(通常とは別ルートで水道水を供給する機能)の強化を図っております。

5.他都市との配水管の相互連絡
宇治市及び京都府営水道(乙訓浄水場)と京都市との配水管を連結し、緊急時には相互に水道水を融通できる体制を整備しています。
※平成15年3月17日
京都市上下水道局が設置している伏見区向島二の丸町地内の配水管と、宇治市槙島町本屋敷地内の配水管及び伏見区桃山町大島地内の配水管と、京都府木幡熊小路地内の配水管とを、緊急連絡管により接続する協定を宇治市と締結。
※平成16年8月2日
京都市上下水道局が設置している洛西配水場の配水管と京都府営乙訓浄水場(長岡京市、向日市及び大山崎町への供給)の送水管とを緊急連絡管により接続する協定を京都府営水道と締結。
緊急連絡管設置位置図
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お問い合わせ先
京都市 上下水道局 総務部 総務課 防災危機管理担当
電話: 075-672-3133
ファックス: 075-682-2711