令和6年度組織改正及び人事異動（概要）について

　令和6年度は、「京（みやこ）の水ビジョン －あすをつくるー」の後期5か年の実施計画である「中期経営プラン（2023-2027）」の2年目として、長期的な視点に立ち、老朽化した配水管の更新をはじめとした震災対策や、「雨に強いまちづくり」に向けた雨水幹線の整備等、プランに掲げた年次計画を着実に推進します。

　節水型社会の定着による水道料金・下水道使用料収入の減少傾向に加えて、物価高騰の影響が続く厳しい経営環境の中にあっても、安定した事業運営を継続し、将来にわたって市民の重要なライフラインである水道・下水道を守り続けるため、以下のとおり、組織改正及び人事異動を行います。

　厳しい経営環境の中にあっても、老朽化した管路等の改築更新・耐震化を着実に推進し、地震や大雨等の災害に強い水道・下水道を構築するため、「施設マネジメント推進プロジェクトチーム」による技術的な検討を深化させるとともに、長期的な視点に立った財政面の検討を進めるため、経営戦略室に「みらい創造担当課長」及び「事業計画担当課長」を設置します。

　「京都市役所CO2削減率先実行計画 ＜2021-2030＞」の目標達成に向けて、ビジョンに掲げた「創エネルギー・省エネルギーによる低炭素社会の実現への貢献」に係る取組をより一層推進するため、技術監理室監理課に「担当課長」を設置します。

　また、下水道施設（水環境保全センター）における施設マネジメントの推進及び省エネルギー・創エネルギー、下水汚泥等の未利用資源の利用拡大に向けた検討体制の強化として、下水道部施設課に「担当課長」及び「担当係長」を設置します。

　主要ポストに意欲・能力・実績を備えた職員の配置や、本庁課と事業所間での積極的な人事異動を行うなど、強力な執行体制を構築するとともに、市長部局との人事交流を継続して実施し、京都市行政全体の更なる連携を推進します。

令和6年3月28日

上下水道局総務部職員課（電話：075-672-7716）