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京都市上下水道局

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水道管の塗装の品質認証における不適切行為への対応について

ページ番号321293

2023年12月28日

 京都市上下水道局では、これまで、塗料メーカーによる水道管の塗装の品質認証取得における不適切行為への対応について、公益社団法人日本水道協会(以下「日本水道協会」)や当局の対応をお知らせしてきました。
 この度、令和5年12月20日に、日本水道協会のホームページにおいて、不適切行為が発生した原因や再発防止対策など、今回の一連の内容をとりまとめた報告書が公表されましたので、お知らせします。

水道管の塗装の品質認証における不適切行為について

1 不適切行為の概要

 水道管の品質認証を行っている日本水道協会は、神東塗料株式会社から、水道管に使用されている塗料において、以下の不適切行為の報告を受け、令和4年1月11日から同塗料を使用した水道管材料の出荷自粛の要請を行いました。

  • 日本水道協会の認証取得時に、本来と異なる条件で得られた試験結果で認証を取得した。
  • 本来指定されている以外の原料が使用されているものがある。

2 上下水道局の対応

 当局では、今後も同様の事案が発生しないよう、再発防止策の実施状況を引き続き注視してまいります。
 なお、今回不適切行為が行われた塗料については、認証機関である日本水道協会により、衛生性や耐久性など、水道用資器材の材質に必要な要件を実使用上備えていることが確認されています。
 また、当局が定期的に水質検査を実施しており、水道水が水質基準に適合していることを確認しています。

本件に対し、当局の主な対応は以下のとおりです。

  • 日本水道協会の発表を受け、対象の塗料が使われている水道管材料を使用する工事を、令和4年1月11日から一時中止。
  • 同月17日、日本水道協会によって安全性が確認された塗料については、水道管製造メーカーにおいて水道管材料の出荷が再開されたので、順次工事を再開。
  • 同年3月10日、関西の主な水道事業者等と共同で、日本水道協会に対し、下記の要望書を提出。
  • 同年4月8日、日本水道協会からの、不適切行為のあった全ての塗料が厚生労働省の省令で定められている基準に適合していることを確認した旨の発表に関し、お知らせ。
  • 同年5月27日、日本水道協会からの、不適切行為に対する再発防止策についての発表に関し、お知らせ。
  • 同年12月20日、日本水道協会からの、不適切行為が発生した原因や再発防止対策など、今回の一連の内容をとりまとめた報告書の公表に関し、お知らせ。

日本水道協会への要望について(令和4年3月10日提出)

  • 当該事案に関し、関西の主な水道事業者等と共同で、日本水道協会に対し、下記の要望書を提出しました。

要望内容概要

  1. 不適切な塗料の認証を未然に防止することができなかった原因の徹底究明
  2. 不適切な塗料の認証が二度と行われることがないようにする実効性のある再発防止策の速やかな実施
  3. 水道水の利用者に対する説明責任を果たすために必要となる情報の適切な提供
提出事業者
  • 大阪市水道局、堺市上下水道局、大阪広域水道企業団、京都市上下水道局、神戸市水道局、阪神水道企業団

資料

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お問い合わせ先

京都市 上下水道局水道部管理課

電話:075-672-7759

ファックス:075-682-2368