琵琶湖疏水等に浮遊する泡状の物質(平成24年8月)
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2014年3月25日
概要
平成24年8月に琵琶湖疏水等に泡状の物質が浮遊する状況が観察されました。上下水道局で,水質試験を行った結果,人為由来にものではなく,琵琶湖で発生したプランクトンに起因したタンパク質や多糖類などの物質であり,人体に影響するものではなく,水道水に問題がないことを確認しています。
発生原因
泡状物質が発生した時期の琵琶湖では,南湖の水の入れ替わりが少なく,プランクトンが大量に増殖していました。そのため,琵琶湖南湖では,風や波,船の航行などにより,プランクトン由来の粘性を有した泡状物質が増加し,湖面に浮遊する状況にあり,こうした泡状物質が琵琶湖疏水を通じ,京都市内に流入しました。
水質試験の結果
上下水道局では,平成24年8月24日に琵琶湖疏水第2疏水取水口で泡状の物質を採取し,水質試験を行った結果,人体に影響のないものであると確認しております。
また,この泡状物質は,浄水処理の過程で除去されており,水道水には影響がありません。
お問い合わせ先
京都市 上下水道局技術監理室水質管理センター水質第1課
電話:075-771-5380
ファックス:075-752-3054