嫌気-無酸素-好気法
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2011年3月25日
<リン・窒素除去> 嫌気-無酸素-好気法
嫌気槽 微生物をおなかの減った状態にします。 下水に微生物を加え,空気を送らない状態(嫌気状態<)でかきまぜます。 すると微生物は体内のリンをはき出し,おなかの減った状態になります。 これを「脱リン」といいます。 | 無酸素槽 窒素の除去を行います。 後ろの好気槽から戻さ れた処理水を混ぜ,空気を入れずにかき混ぜます。 微生物の働きで下水中の硝酸が窒素に変わり,大気に放出されます。 | 好気槽 有機物の分解,リンの除去,アンモニアの硝化を行います。 空気を送り込むことにより微生物の働きが活発になり,有機物を分解してきれいにしてくれます。 また最初の槽の脱リンのためにおなかのすいている状態なので,はき出した以上のリンを食べてくれます。 さらにこの槽では,空気が送られることによりアンモニアが分解され,硝酸となります。 これを「硝化」といいます。 |
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