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京都市上下水道局

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下水道のしくみ

ページ番号8378

2021年3月8日

下水の処理工程のイラスト

下水の処理工程

 

 家庭や工場などから集められた下水は,道路の下に埋設された下水管を通って処理場へと流れていきます。 集められた下水は,処理場でいくつもの工程を経て,次第にきれいになり川へ放流されます。

 

       下水がきれいになって放流されるまで

 

一般家庭・工場など

  一般家庭や工場などからは汚れた 水が下水道に流されます。

 

下水管

 一般家庭や工場などで使用された水は,下水管をとおって水環境保全センターまで流れていきます。下水道には,(1)ご家庭などで使用されて汚れた水(汚水といいます。)は汚水管で水環境保全センターまで運び,雨水は側溝などを通して河川へ放流する分流式と,(2)汚水と雨水を同じ管で水環境保全センターまで運ぶ合流式の2つの方式があります。京都市には分流式の地域と合流式の地域があります。

 

水環境保全センターの写真



(水環境保全センター内へ)

スクリーン・沈砂池(ちんさち)
スクリーン・ちん砂池



大きなゴミや砂を取り除きます。

ポンプ場
ポンプ場



深い地下から下水を汲み上げます。


最初ちんでん池
最初ちんでん池



ゴミを沈め取り除きます。


反応タンク
反応タンク



空気を混ぜ,微生物の働きによって下水をきれいにし,小さなゴミを泥として取り除きやすくします。


最終ちんでん池
最終ちんでん池



反応タンクで発生した泥を取り除きます。


塩素接触タンク
塩素接触タンク




次亜塩素酸ソーダーで殺菌します。

川へ放流
処理水が放流される様子




消毒された処理水は川にかえされます。

流入下水と処理水の比較

 

 処理場に流入した下水は,処理場の各工程を経てきれいになり,再び川や海へかえっていきます。

 

 

流入下水と処理水の比較

茶色く濁った流入下水

     流入下水

透き通った処理水

       処理水

汚泥の処理

 

 下水の処理過程の中で,大量の汚泥が発生します。通常,次のような工程で処理されます。京都市では,この脱水汚泥や汚泥焼却灰の一部をセメント原料として有効利用しています。(下水道汚泥の有効利用

 

        下水汚泥の処理

 

汚泥が発生

 

汚泥濃縮タンク
汚泥濃縮タンク




水分を減らして濃い泥を作ります。


汚泥脱水機
汚泥脱水機



泥の水を絞り取ります。


汚泥焼却炉
汚泥焼却炉



脱水汚泥を焼却して灰にします。

 

汚泥焼却灰を埋め立てるなどして処分しています。

 

お問い合わせ先

京都市 上下水道局下水道部管理課

電話:075-672-7838

ファックス:075-682-2707