京都市交通局 × 学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学 × 一般社団法人ツーリストシップ3者連携事業「ツーリストシップニュース」(第3弾)の掲出
ページ番号336369
2025年1月22日
市民生活と観光の調和を目指し、この度、京都市交通局、学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学及び一般社団法人ツーリストシップの3者が連携し、市バス・地下鉄の利用者に、旅行者の心構えである「ツーリストシップ」を広く知っていただくための取組として、「ツーリストシップニュース」(第3弾)を掲出します。
1 掲出開始日
令和7年1月30日(木曜日)以降順次
2 掲出場所
市バス車内、地下鉄駅構内、市バス・地下鉄案内所等
3 デザイン
(1)テーマ:「バス車内でのツーリストシップ」

(2)デザイン制作
ア 制作者
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域
上里 紗羅 様(4年生)、畠山 倖知 様(2年生)
イ 指導
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域教授 江村 耕市 様
(江村様コメント)
対話によってお互いの理解が深まり、次の行動が促されることを目標にデザインを制作しています。バス車内の交通局ニュースは目の前に立った人と数分間向き合うことになる独特なメディアです。その小さなスペースの中に、伝えるべき情報とメッセージが適度なインパクトと面白みを備えてバランスよく詰め込まれています。3者連携の皆さんと丁寧に意見交換を続けてきて完成度も高まっています。街中に心地良い状況が増えていきますように。
(3)デザインコンセプト
(上里様コメント)
第3弾となる今回は、日々の移動やお出かけ、観光のために誰でも利用することのできるバス車内での様子を元に制作しました。バスや電車など多くの人が利用する限られたスペースでは、それぞれが少しずつ配慮することによって、その場の居心地の良さや状況を大きく変えるのではないかと思います。皆さまの日々の生活や観光をより快適にするためのきっかけとなれば幸いです。
(畠山様コメント)
バスという空間は、お互いがお互いを気遣わないと快適に過ごせません。目的地に着いた時に気持ちが良いままでいられるように、このイラストを見て自分自身の行動を反省したり、更に良い行いをしたりという考えが広まっていけば幸いです。また、このイラストに載っている行為に限らず、各々がその場に対応した“ツーリストシップ”を発揮できるきっかけになればと思います。
4 ツーリストシップについて
ツーリストシップとは、一般社団法人ツーリストシップ(本社:京都、代表理事:田中千恵子)が提唱する、「旅先へ配慮したり、貢献しながら、交流を楽しむ姿勢。またその行動」のことです。スポーツマンシップから着想を得て、旅行者(ツーリスト)+接尾辞(シップ)で新しく作られました。
(田中様コメント)
3者連携ツーリストシップニュースも、第3弾となりました。今回はバスの車内でのツーリストシップ行動についてです。ぜひ御自分や周りの方の行動と照らし合わせて、御覧ください。一人ひとりのやさしい行動が、車内のあたたかい空間を作ります。
(参考1)嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域について
「ビジュアルデザイン」と「映像」を中心に現代社会が求める複合的なデザインスキルを習得し、「観光」を文化・芸術の視点から捉えた新たな提案をする力を養成します。世界有数の観光都市である京都でのフィールドワークをベースに、課題発見から企画、デザイン、実践に至るまでをトータルに学び、研究しています。
(参考2)これまでに制作したツーリストシップ
【第1弾】テーマ「ツーリストシップ探し」
【掲出期間】令和6年5月3日(金曜日・祝日)~8月14日(水曜日)

【第2弾】テーマ「カメラと考えるツーリストシップ」
【掲出期間】令和6年8月15日(木曜日)~令和7年1月29日(水曜日)

報道発表資料
発表日
令和7年1月22日(水曜日)
担当課
京都市交通局 企画総務部 営業推進課
(075-863-5066)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
交通局 企画総務部 営業推進課
営業企画担当 075-863-5066