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京都市交通局

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地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の全駅設置及び四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設

ページ番号336361

2025年1月14日


京都市交通局では、地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の全駅設置計画について、新型コロナウイルスの影響による危機的財政状況を踏まえ延期していましたが、この度、計画を再開します。また、長年の懸案であった四条駅の阪急連絡通路へのエレベーターを新設します。

1 地下鉄烏丸線可動式ホーム柵の全駅設置

烏丸線では、現在、乗降人員の多い京都、四条、烏丸御池、北大路駅に可動式ホーム柵を設置しています。その他の駅へは令和10年度中に設置する計画としていましたが、新型コロナウイルスによる財政への影響を踏まえ、延期していました。

この度、コロナ禍からのお客様数の回復に伴い、本市地下鉄事業の財政状況が一定回復傾向にあることなどから、ホームの安全性向上に万全を期すため、設置計画を進めます。

⑴ 実施方法

当初は、運行時間を守るため、ATO設備(自動列車運転装置)の整備と可動式ホーム柵の設置時期を合わせ、自動運転と自動開閉により運用する計画でしたが、可動式ホーム柵の早期設置を最優先に、ATOによる自動開閉によらず、設置済みの4駅と同様に乗務員による手動操作とすることで、運用開始までのスケジュールを大幅に短縮します。

当面の間、可動式ホーム柵の手動操作に要する時間の増加を見込み、1駅あたりの停車時間を約10秒延ばす必要があり、国際会館駅から竹田駅までの運行時間が約2分延びますが、運行本数は維持します。



⑵ スケジュール

令和7~8年度 設計

令和9年度~ 製作

令和10年度~ 順次設置、運用開始

令和12年度上半期 全駅へ設置完了

※竹田駅については、地下鉄線が使用する2・3番ホームに設置


⑶ 概算事業費

可動式ホーム柵 45億円


2 四条駅の阪急連絡通路へのエレベーター新設

四条駅は、1日当たり約10万人のお客様が乗降される市営地下鉄の主要駅で、阪急京都線と乗り継ぎをされるお客様も多数御利用されています。

四条駅と阪急烏丸駅を結ぶ連絡通路には約2mの高低差がありますが、物理的な制約があり、これまでエレベーターやスロープが設置できず、車いすやベビーカーを御利用のお客様などには、駅係員が操作する階段昇降機もしくは迂回するルートを御利用いただいており、御不便をおかけしていました。

長年の懸案を解決するため、エレベーターメーカーと協議を重ねた結果、スロープや設置位置の工夫と特注のエレベーターの導入により、設置することが可能となったことから、連絡通路へのエレベーター設置に着手します。

⑴ スケジュール

令和7年度 設計、製作

令和8年度末 設置完了、運用開始

⑵ 概算事業費

設置費用(設計費を含む) 7千3百万円




(参考)地下鉄四条駅・阪急烏丸駅構内図


報道発表資料

発表日

令和7年1月14日

担当課

交通局高速鉄道部技術監理課(電話:075-863-5216)

交通局高速鉄道部電気課(電話:075-863-5274)

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お問い合わせ先

京都市 交通局高速鉄道部管理課

電話:(管理担当)075-863-5213

ファックス:075-863-5219