京都市交通局 × 学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学 × 一般社団法人ツーリストシップ3者連携事業「ツーリストシップニュース」の制作
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2024年5月2日
市民生活と観光の調和を目指し、この度、京都市交通局、学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学及び一般社団法人ツーリストシップの3者が連携し、市バス・地下鉄の利用者に、旅行者の心構えである「ツーリストシップ」を広く知っていただくための取組として、「ツーリストシップニュース」を制作します。
1 ツーリストシップについて
ツーリストシップとは、一般社団法人ツーリストシップ(本社:京都、代表理事:田中千恵子)が提唱する、「旅先へ配慮したり、貢献しながら、交流を楽しむ姿勢。またその行動」のこと。スポーツマンシップから着想を得て、旅行者(ツーリスト)+接尾辞(シップ)で新しく作った言葉。
(田中様コメント)
旅先にも、住んでいる人がいます。その人たちの存在を想像して、配慮すること、貢献すること、交流を楽しむことが、とても大切です。京都は特に、観光地と居住地が交わっているからこそ、ツーリストシップを実践できる場面が多いです。京都を訪れる皆さんと一緒に、京都をさらに豊かで幸せ溢れる街にしていきたいと思います。
2 デザインについて(テーマ:『ツーリストシップ探し』)
(1)デザイン制作
ア 制作者
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域
上里 紗羅 様(4年生)、畠山 倖知 様(2年生)
イ 指導
嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域教授 江村 耕市 様
(2)デザインコンセプト
(上里様コメント)
気づきからイメージが広がっていくものという思いで制作しました。これらはもしかしたら無意識のうちにあなたが行ったことのある行動かもしれません。しかしそんな些細なことでも、観光客や住民らがお互いを想い合う行動は、旅先や地元のためになるのです。今回の『ツーリストシップ探し』が、「ツーリストシップ」という言葉や考え方を皆様の生活に寄り添う存在として知っていただく一つのきっかけになればと願っております。
(畠山様コメント)
京都にお住まいの方・お越しの方がよく目にする観光地のイメージの中に人物を配置し、『ツーリストシップ探し』という作品を制作いたしました。
この作品を通して、「“ツーリストシップ”は普段の日常の中に隠されていて、ハードルの高いものではない。」ということを感じていただき、意識的に探せば簡単に見つけられるツーリストの心得を、普段の生活に投影していただけると幸いです。
3 掲出場所
市バス車内、地下鉄駅構内、市バス・地下鉄案内所等
4 掲出開始日
令和6年5月3日(金・祝)以降順次
(参考)嵯峨美術大学芸術学部デザイン学科観光デザイン領域について
「ビジュアルデザイン」と「映像」を中心に現代社会が求める複合的なデザインスキルを習得し、「観光」を文化・芸術の視点から捉えた新たな提案をする力を養成します。世界有数の観光都市である京都でのフィールドワークをベースに、課題発見から企画、デザイン、実践に至るまでをトータルに学び、研究しています。
報道発表資料
発表日
令和6年5月2日(木曜日)
担当課
京都市交通局 企画総務部 営業推進課
(075-863-5066)
報道発表資料
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お問い合わせ先
交通局 企画総務部 営業推進課
営業企画担当 075-863-5066