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京都市交通局

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令和6年度市バス・地下鉄事業予算概要

ページ番号323080

2024年2月26日

予算編成の基本方針

 令和6年度に向け、交通局では「経営健全化の推進」と「市バスの混雑対策」の2点を重要課題に位置付け取り組んでいくこととしています。

 また、予算の重点項目として、重点1「安全・安心の取組」、重点2「利便性・快適性の向上」、重点3「更なる経営改善の取組」、重点4「担い手の確保に向けた取組」、重点5「社会課題解決や『都市の成長戦略』への貢献」を重点的に取り組んでまいります。

令和5年度決算見込

 お客様の御利用状況は、新型コロナの5類への移行もあり一定の回復傾向が見られるものの、令和元年度との比較では、市バスで▲7.5%、地下鉄で▲5.1%となる見込みです。

 令和5年度の予算を緊縮予算とし、徹底した執行抑制をはじめ、お客様数の回復や平均乗車単価の他都市並みへの改善などの効果もあり、令和元年度以来4年ぶりに市バスで6億円、地下鉄でも8億円の黒字を計上できる見込みです。

 しかしながら、市バスにおいては、国の「臨時交付金」による財政支援約2.9億円や、燃料油価格激変緩和措置による軽油価格の抑制効果約3.6億円がなければ、実質的には▲0.5億円の赤字であり、依然として厳しい経営状況となっています。

令和6年度予算

 令和6年度もコロナ禍前までお客様数の回復を見込むことが難しい中、輸送の安全確保のための車両・設備の老朽化対策や燃料費・人件費等の高騰の影響が大きく、経常損益は市バスで▲6億円、地下鉄で▲3億円の赤字を見込んでいます。

 こうした中、交通事業者として最大の責務である安全運行の徹底を最優先に、宿泊税を活用し、地下鉄既存車両への防犯カメラの設置などの安全・安心の取組をはじめ、市民利用と観光利用の棲み分けに向けた「観光特急バス」の新設や市バス車両の増車、バス停上屋の新設の再開、地下鉄の新型車両への更新など、利便性と快適性の向上にも積極的に取り組んでまいります。

 また、ICカードを活用した施策の充実など、市民の皆様により便利に御利用いただける取組を強力に推進するとともに、厳しい経営状況や担い手確保の課題がある中でも、持続可能な公営交通として、社会課題解決や「都市の成長戦略」に貢献する予算を編成しました。

 それぞれの詳しい取組内容については、添付ファイルをご参考ください。

報道発表資料

発表日

令和6年2月26日

担当課

交通局 企画総務部財務課(電話:075-863-5085)

令和6年度市バス・地下鉄事業予算概要

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お問い合わせ先

交通局 企画総務部 財務課
TEL 075-863-5085
FAX 075-863-5099