平成20年度　交通局運営方針

　「平成20年度交通局運営方針」は，平成20年度に交通局が行う重点的な取組について，平成18年度に策定した経営健全化の年次的な行動計画「京都市交通事業第2次アクションプログラム」に基づきとりまとめたものです。

「すべてはお客様のために」を合言葉に・・・

○平成18年6月に策定した「京都市交通事業第2次アクションプログラム」に基づき，一層の経営健全化を推進するとともに，市バス・地下鉄の安全運行の確立や積極的な増収・増客に取り組み，お客様満足度日本一のサービス向上を目指します。

○現在の経営健全化計画「京都市交通事業ルネッサンスプラン」が最終年度を迎えるため，プランの達成に全力で取り組むとともに，次の5年間の新たな経営健全化計画を策定し，更なる経営健全化を目指します。

○市バス・地下鉄の積極的なお客様増加策を推進することを目的とした「乗っておくれやす大作戦プロジェクトチーム」を交通局内に設置し，旅客ニーズに即した運行や，戦略的な市バスの臨時増発，交通・観光関連など他の事業者や市の関係部局とのタイアップ事業，市バス80周年記念事業などを企画し実施していきます。

○安心して利用していただけるよう，より安全な市バス・地下鉄を目指します。

○人件費・経費の削減や，更なるサービスの向上により，民間のバスや鉄道事業者に負けない事業運営を目指します。

○職員の接遇マナーアップにより，市民に愛される市バス・地下鉄を目指します。

○市バス・地下鉄の各施設のバリアフリー化や，環境に配慮したバス車両や燃料の導入など低公害化の取組を進め，公共交通優先型の「歩くまち・京都」の実現に貢献する人や環境に優しい市バス・地下鉄を目指します。

1　安全・安心・快適な市バス・地下鉄の運行～安全第一と快適をモットーに～

2　お客様の増加，収入増のための積極的な営業推進～ますます便利で魅力的に～

3　経営健全化へ向けた取組の推進～市民の足を守る強い決意をもって～

4　職員の育成と案内・相談の充実によるお客様第一のサービス提供～お客様満足度日本一を目指して～

5　人や環境にやさしい公共交通優先型の社会への貢献～「歩くまち・京都」の新しい価値観の創造へ～