京都産業大学サタデージャンボリーにおける 木工体験ワークショップの開催~北山杉の端材を使った人形作りに挑戦!~
ページ番号344094
2025年7月31日
北区役所では、北山林業の振興に係る取組を進めています。この度、京都北山丸太生産協同組合と連携して、京都産業大学において開催される人気イベント「サタデージャンボリー」に出展し、小さなお子さんからお楽しみいただける木工体験ワークショップを開催します。
なお、本事業は、京都府豊かな森を育てる府民税を活用して実施します。
背景と目的
室町時代、「茶の湯の文化」を大成した千利休によって見出された北山杉は、茶室や数寄屋の建築用材に欠かせない素材として重用され、桂離宮や修学院離宮といった様々な建築物に使われてきました。
また、温室効果ガスの吸収や景観、生物の多様性の保全といった多面的な機能により京都の人々の暮らしを支えてきた北山杉ですが、人々のライフスタイルの変化に伴い需要は減り続け、今、北山林業は大変厳しい状況にあります。
このため、京都市では、京都北山丸太生産協同組合をはじめ、関係機関と協力しながら、北山林業の振興に努めています。
本事業は、北山杉の端材を活用した人形作りを通して、森林資源の循環利用サイクルを学び、北山杉材を使用した製品の活用やウッドチェンジを促す契機とすることを目的としています。
木工体験ワークショップ概要
日時
令和7年9月27日(土曜日)午前10時から午後3時30分まで(受付開始:午前9時30分)
場所
京都産業大学12号館3階12303教室
(〒603-8555 京都府京都市北区上賀茂本山)
所要時間
30分
定員
180名(1回当たり20名×9回)
参加費
無料
申込
令和7年9月16日(火曜日)12時から9月24日(水曜日)12時まで
イベント特設サイトから申込(先着制)
運営
北区役所、京都北山丸太生産協同組合ほか
京都産業大学サタデージャンボリーについて

地域に大学のキャンパスを開放し、大学を身近に感じていただくため、京都産業大学が、平成13年から毎年開催する、地域と大学・学生の交流イベントです。神山天文台を活用した体験型イベントや図書館の絵本を活用した読書イベント、広い体育館を活用した運動型イベントなど、京都産業大学ならではの施設、教育・研究を生かしたイベントを企画し、人気を博しています。昨年度は、約2,000人が来場しました。
京都北山丸太生産協同組合について
北山丸太を中心とした木材の生産・加工・販売・宣伝・市場開拓の共同事業を行う協同組合(理事長 石川 裕也)です。「北山丸太」を通して、森林・地域・組合員の健全な発展と、英々と育まれてきた木の文化を多くの人に伝え、豊かな社会づくりに貢献することを基本理念として活動しています。
詳細はホームページよりご確認ください。
北山杉の里「苗ちゃん」について

北山杉の里 中川では、かつて女性が「半纏(はんてん)」、「たちかけ」の伝統衣装を着て北山丸太の木肌を砂で磨く「磨き作業」を行っていました。
この衣装を着た「苗ちゃん」は北山杉・北山丸太をPRする北山杉の里のかわいいマスコットキャラクターです。
北区制70周年記念事業のロゴ

北区は、昭和30年9月1日に上京区から分区し、令和7年に区制70周年を迎えます。
この節目の年を区民の皆様と一緒にお祝いし、これからの北区のまちづくりに向けて、多様な主体が新しい“つながり”を増やし、より一層活気あるまちづくりを進めていくための契機となる「北区制70周年記念事業」を実施しています。
本事業は70周年記念冠事業の一つです。北区制70周年記念事業についてはホームページをご確認ください。
お問合せ先
- 本事業に関するお問合せ先
京都市北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:075-432-1208 - 京都産業大学サタデージャンボリーに関するお問合せ先
京都産業大学社会連携センター事務室
電話:075-705-2952
報道発表資料
発表日
令和7年7月31日
担当課
北区役所地域力推進室まちづくり担当
(電話:075-432-1208 )
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208
ファックス:075-441-3282