2月4日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座‐文化のWA‐」第6回を開講しました。
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2025年2月4日
今年度の最後となる6回目は、烏丸鞍馬口で畳を製造されている磯垣タタミの代表で、一般社団法人「文化財畳技術保存会」の理事長も務めておられます、磯垣 昇様に御登壇いただきました
冒頭は、動画を用いて、畳の種類や磯垣様の活動について詳しくご説明いただき、畳の原料となるイグサの産地などについても解説いただきました。
その後は、実際に磯垣様が製作された畳の紹介や、畳の芯となっている材料の解説など、実物や写真を用いて解説いただき、ご参加の皆様は興味を持ってお話を聞いておられました。
近年、ライフスタイルの変化などで畳の需要が減少していることや、国産イグサの生産量が大幅に減少していることなどが現状の課題であるとお話しされていました。この現状に対し、技術の継承や生活スタイルに応じた畳の開発、後継者育成を目的とした財団の設立など、多方面でご尽力されていることに感銘を受けました。
今後も日本の文化として、畳敷きの和室やイグサが大切に受け継がれていくとともに、畳が再び脚光を浴び、磯垣様の熱意が実を結ぶことを確信しています。
北区長 川妻 聖枝
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
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