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12月16日(月曜日)、町家文化発信の拠点「西陣の町家・古武」さんを訪問しました。

ページ番号336642

2024年12月16日

 12月16日(月曜日)、「西陣の町家・古武」を訪ね、当主の古武博司様に町屋を御案内いただきました。

 大正時代に建てられたこの町家は、元は帯問屋が営まれていた職住一体の商家でしたが、1998年にマンション建設で取り壊されそうとしていたところを古武様が買い取られ、以来、当主として町家の文化・暮らしの発信を続けておられます。

 1階の奥座敷は、中庭を眺めることができる素敵な空間でした。中庭では四季折々の景色を眺めることができ、お伺いした際には紅葉を見ることができました。また、季節ごとに建具の入れ替えをされるとのこと。四季折々の表情が楽しめることも町屋の魅力の一つとのことでした。

 2階の座敷は、大切な客人をもてなされる場所で、立派な床の間、美しい欄間の透かし彫り、涼しげな萩の戸など、随所に匠の技が光る設えが見られます。特に欄間の透かし彫りは、見る角度によって天井と鴨居の間に綺麗な光の模様が現れるといった仕掛けがあり、目を奪われました。

 レクチャールームとしても利用されている1階の奥座敷では、古武様手作りの地図や年表、模型を用いながら、西陣・東陣をはじめとする京都のまちの成り立ちと変遷について、とても分かりやすく御説明いただきました。

 古武様は、こうした職人の伝統的技術と暮らしの知恵が詰まった町家を後世に継承すべく、精力的に活動しておられます。

 古武様、貴重なお話をありがとうございました!地域の語り部として、今後も益々御活躍されますことを期待しています。

                                北区役所 総務・防災課長 加田 竜也


1階には中庭があり、心地よい空間でした。


1階には「炉」があり、お茶も楽しめます。


古武様手作りの地図には様々な工夫がなされており、分かりやすかったです。


レクチャールームで興味深いお話を沢山聞かせていただきました。

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電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208

ファックス:075-441-3282