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アトリエみつしまで開催中の企画展「まなざしのモメント」にお邪魔しました!

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2024年10月25日

 10月某日、大徳寺総門の近くにある「アトリエみつしま」で開催中の企画展「まなざしのモメント」に伺いました。

 「アトリエみつしま」では、全盲の美術家・光島貴之さんを中心に、見えない人・見えにくい人・見える人がともにアートを楽しめる場所づくりを目指し、展覧会やワークショップなどの企画を定期的に開催されています。今年3月に実施した「北区魅力再発見事業 またきたく(北区)なる!鳳徳探検」でも、参加者の皆様と訪問・見学させていただきました。

 今回の企画展では、光島さんをはじめ、視覚に様々な特性のある作家さんら5名の作品が展示されていました。

 光島さんと一緒に鑑賞させていただきましたが、西陣織の工場跡をリノベーションしたアトリエ(兼ギャラリー)の1階には、釘や画鋲を散りばめた光島さんの作品や、点字を取り入れた石原友明さん外部サイトへリンクしますの作品がありました。どの作品も見て楽しむだけでなく、触って手触りや質感を楽しむことができる作品でした。金属部分の触り方によっていろんな音が出る光島さんの作品では、目を瞑って想像を膨らませました。

 2階に上がると、畳の和室には、ベビー服などの白布とオルゴールで表現した作品(こちらも触ることができます)や、奥の部屋では、スプーン等の身近なものを使って音を鳴らす体験型の展示があり、来場者の方々が楽しそうに体験されていました。視覚以外の感覚が刺激される、新鮮な鑑賞体験でした。

 光島さんは、誰もが美術に触れる機会を作りたい、障害がある方でも思いついた時に美術館に訪問できるような社会であってほしい、鑑賞するだけでなく制作体験の場を提供したい、こうした思いをもって活動されているとのお話しでした。

 企画展は、11月3日(日曜日)まで開催されていますので、是非この機会に訪ねてみてください(月曜日休館、有料)。

https://mtsm.jimdofree.com/ホーム/アトリエみつしま企画展-まなざしのモメント/外部サイトへリンクします

  また、光島さんには、人権月間の12月に「FM87.0 RADIO MIX KYOTO」で放送する特別ラジオ番組「心のバリアフリー~「合理的配慮」を知っていますか?~」にご出演いただきます。こちらもお聴き逃しなく!

https://www.city.kyoto.lg.jp/kita/page/0000333363.html

【光島さんのご出演回(第2回)】

・放送日時:令和7年12月8日(日曜日)午後1時~1時20分

・テーマ:全盲の美術家が目指す、バリアの向こう側

                            事業係長 酒井 麻衣       


光島貴之さんに、ご案内いただきました。ありがとうございました。


光島さんによる釘や画鋲を使った作品。見えていた頃の、記憶にある色と記憶にない色があるそうです。


手前の作品は、石に星座のように点字が施された石原友明さんの作品。


ロビン・オウィングスさんの作品。白布の手触りやオルゴールの音を楽しめます。

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京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当

電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208

ファックス:075-441-3282