スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市北区

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

6月4日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座‐文化のWA‐」第2回を開講しました。

ページ番号328771

2024年6月4日

6月4日(火曜日)に、佛教大学オープンラーニングセンターにおいて、令和6年度2回目の「北区『WAのこころ』創生講座‐文化のWA‐」を開講しました。

この講座は、能楽師観世流シテ方 河村晴久先生を進行役にお迎えし、佛教大学オープンラーニングセンターと連携して実施する連続講座で、令和4年度から開催しています。

令和6年度の2回目は、西賀茂にある西方寺の住職であり、船形万燈籠保存会の会長を務めておられます、川内哲淳様にご登壇いただきました。

冒頭から、京都の夏の夜を静かに彩る重要な行事である「五山の送り火」の起源、とりわけ川内様が会長を務めておられる、船形万燈籠について詳しくご説明いただきました。

昔から受け継がれた風習やその一方で変化したこと、400年守り続けている伝統についても触れていただき、特に送り火に欠かせない「護摩木」の進化については、実物をご持参いただき、解説いただきました。

送り火終了後に西方寺で行われる「西方寺六斎念仏」は、室町時代から続く伝統行事であり、令和4年に「風流踊」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。船形万燈籠と共に、地域で大切に引き継がれており、そこに懸ける川内様をはじめとする地域の方々のご努力にも触れ、心が熱くなりました。

最後に、送り火の理想像や、船形万燈籠の将来像への想いをお話しいただきました。

京都の伝統行事を末永く守り続けてらっしゃる川内様のご活動に敬意を表しますとともに、船形万燈籠をはじめとする送り火が、これからも京都の人々とご先祖様の魂をつなぐ伝統行事であり続けることを願っております。

次回の講座は8月6日(火曜日)、今宮やすらい会の土橋耕治様を迎え、やすらい花についてお話しいただきます。本講座はどなたでも無料で受講いただけますので、お気軽にお申込みください。オンライン受講も可能ですよ!

                                     北区長 川妻 聖枝



資料や実物を用いて、丁寧に御説明いただきました。


河村先生、川内様。ありがとうございました。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当

電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208

ファックス:075-441-3282