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4月9日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」第1回を開講しました。

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2024年4月9日

4月9日(火曜日)「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」第1回を開講しました。

4月9日(火曜日)に、佛教大学オープンラーニングセンターにおいて、令和6年度第1回目の「北区『WAのこころ』創生講座-文化のWA-」を開講しました。

この講座は、能楽師観世流シテ方 河村晴久先生を進行役にお迎えし、佛教大学オープンラーニングセンターと連携して実施する連続講座で、令和4年度より開催。今年度から同講座の開催時間を夜間から昼間に変更しました。

令和6年度の第1回目は、狂言方大蔵流の能楽師であり、ご祖父の三世 茂山千作様、ご尊父の四世 茂山千作様に続き、令和5年(2023年)7月に重要無形文化財(人間国宝)に認定された二世 茂山 七五三(しめ)様にご登壇いただきました。

冒頭から、「狂言」について、その歴史、特徴について、河村先生と茂山先生の軽快なやりとりで始まり、実際に「狂言」で使われる「面(おもて)」をご持参いただきながらご説明いただきました。

「狂言」の場合、基本的に演者の表情で役を演じることが多く、「面(おもて)」については、演者と年齢が離れている老人や動物、異界の者などを演じる際に用いる点が「能」と違ったり、「笑い」や「泣き」の所作、「扇(扇子)」の使い方などにも「狂言」と「能」では違う部分が多くあり、茂山先生と河村先生に実演を交えて解説いただき、大盛況でした。

会場が一気に能楽堂に早変わりしたかのような実演で、私もいち参加者として見入ってしまいました。

 

そして、驚いたのは、茂山先生のご経歴。京都産業大学で勉学と剣道に励まれた後、市内の金融機関にお勤めされていたとのこと。お勤めしながら、狂言方としての活動は、さぞかし大変だったことと思います。

現在は、狂言師としての活動に精進されているほか、指導者として子どもたちに狂言を指導したり、チェコをはじめとした海外での狂言の普及活動に精力的に取り組まれています。

日本の文化を未来に世界につなぐ茂山先生のご活動に敬意を表しますとともに、今後ますますのご活躍を願っております。

 

次回の講座は6月4日(火曜日)、京都五山送り火連合会 会長・船形萬燈籠保存会 会長の川内哲淳様をゲストにお迎えし、毎年8月16日に執り行われます「五山の送り火」をテーマにお話しいただきます。本講座はどなたでも無料で受講いただけますのでお気軽にお申込みください。オンライン受講も可能ですよ!

(お申込みはこちら外部サイトへリンクしますまで)


会場には多くの参加者が。
満員御礼です。


「狂言」における「面」の種類や使い方について丁寧に解説いただきました。


河村先生、茂山先生。ありがとうございました。

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