11月6日(土曜日)「西村圭功展」にお伺いさせていただきました。
ページ番号291689
2021年11月6日
11月6日(土曜日)「西村圭功展」にお伺いさせていただきました。
11月6日(土曜日),北区在住の塗師・西村圭功様の個展にお伺いさせていただきました。
親子三代にわたる漆の塗師で,経済産業大臣指定の伝統工芸士でもある西村様には,ラジオミックス京都で放送中の「北区『文化のWA』」(毎月第4日曜日13時~13時15分放送)に御出演いただき,その御縁で,この素晴らしい個展にお伺いさせていただくこととなりました。
個展では,洗練された感性で生み出された茶道具や椀や盆,斬新なアート作品の数々を展示。数寄屋建築の凛とした雰囲気の中,作品一つひとつが力強いオーラを放ち,感動しっぱなしでした。
ラジオ番組では,西村様から「工房で作ったお椀をひな祭などハレの日に使ってもらっている保育園では,お椀を持つ子どもたちの背筋がピンと伸びるらしい。“ほんもの”に触れると,子どもたちは自然に感じとり,両手で抱え大切に扱おうとしてくれる」とのお話しがありました。私も今回,圧倒的な存在感を持った作品の力で,日本人が古くから大切に受け継いできた「和の心」が呼び覚まされるような体験をさせていただき,文化や伝統を日々の暮らしの中で守り,受け継いでいくことの大切さを改めて思いました。
日本文化の継承・発展に寄与される西村様が北区に拠点を置いておられることを誇りに思うとともに,区民の皆様が“ほんもの”に触れ,和の文化に思いを馳せる活動にも御尽力いただけることを御期待申し上げます。
北区長 武田 淳
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208
ファックス:075-441-3282