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12月17日(木曜日)伝統織物を継承するものづくりの現場!光峯錦織工房を訪問しました。

ページ番号279215

2020年12月17日

 12月17日(木曜日),伝統織物を制作されている株式会社龍村光峯様の工房にお伺いさせていただきました。

 当日は,織物作家として京都市の伝統産業「未来の名匠」に認定されておられる代表取締役の龍村周様にご案内いただくとともに,素晴らしい錦織作品の数々を拝見させていただきました。私は,若い頃に伝統産業振興の部署に所属していたので,織物(西陣織)についてはある程度知っているつもりだったのですが,龍村様の解説には初めて知る内容も多く,織物の世界の奥深さを改めて実感しました。

 また,古代の織物や名物裂などの復元も手掛けられ,その取組は,二代 龍村平蔵(光翔)様が『錦とボロの話』として著書にまとめておられます。とりわけ,シルクロード大谷探検隊が持ち帰ったトルファンのミイラの顔を覆っていた錦の断片の復元に挑む過程は,NHKのドキュメンタリー番組で『幻の錦』として放送され,注目を集めました。更には,中学校の国語の教科書にも掲載され,工房見学に来られる方の中には,中学時代に教科書を読んで関心を抱いたという方もいらっしゃるとのこと。

 我が国の歴史研究,文化振興に大いに寄与しておられる龍村様が北区に拠点を置いておられることを誇りに思うとともに,区民の皆様が“ホンモノ”の伝統文化に触れる取組にもお力添えいただけるものと期待しています。

 龍村様,ありがとうございました。                                                                                                    

                                                                北区長 武田 淳


龍村様から熱心にご解説いただきました


古代裂を復元した作品


高機(たかばた)は現代のパソコンにも繋がる技術の結晶!


錦織の表現は無限大(下段一番右は木ではなく織物!)

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