12月5日(土曜日) 人権が尊重される明るい社会の実現に向けて!北区「人権のつどい」を開催しました。
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2020年12月5日
12月5日(土曜日) 人権が尊重される明るい社会の実現に向けて!北区「人権のつどい」を開催しました。
12月5日(土曜日),京都市北文化会館で,人権月間事業 北区「人権のつどい」を開催しました。この事業は,区民の皆様とともに改めて人権問題について考える機会として毎年開催しているもので,今年は,新型コロナウイルスに感染された方や医療従事者等に対する人権問題をテーマに,講演会と映画上映会を実施しました。
講演会には,京都第二赤十字病院 看護部 看護副部長 乾(いぬい) 啓子(けいこ)先生が登壇。感染対策のため家族との最期の別れも許されない深刻なコロナ病棟の現状や,懸命にこれを支える看護師やその家族に対して社会から投げかけられる「来るな」との排除など,患者や医療従事者が直面している厳しい現実についてお話しいただきました。
医療の第一線の状況を知り,コロナ禍を乗り越えるためには,病気としての感染防止対策に加え,社会全体に不安や差別を伝染させ,人と人との関係を分断する新型コロナの危険性を正しく認識することが重要だと,改めて痛感しました。
映画会では,看護師を目指す学生の奮闘を描いた「スクール・オブ・ナーシング(2015年公開)」を上映。健常者も,視覚,聴覚に障害がある方も,みんなで楽しめるユニバーサル上映で実施し,字幕と音声解説を作成いただいた京都リップル様からユニバーサル上映の説明もしていただきました。また当日は,出演俳優の木村(きむら) 知幸(ともゆき)様も会場に駆けつけてくださり,撮影現場での秘話など,貴重なお話を聴かせていただきました。
日本赤十字社京都府支部をはじめ,本事業に御協力いただきました皆様,本当にありがとうございました。
※新型コロナウイルスの再拡大を抑え込むために,「京都市コロナ感染防止徹底月間(第2弾)」実施中(~12月31日(木曜日)まで)!
皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
(リンク)https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000277663.html
※講演会の様子は,後日,動画配信を予定しております。
北区長 武田 淳

事業冒頭に御挨拶させていただきました

現役看護師の乾啓子様に御講演をいただきました

北村優様(京都府青少年赤十字賛助奉仕団)(中央),しんのすけ君(右),ハートラちゃん(左)が新型コロナの啓発ソング「負のスパイラルを断ち切ろう」を披露してくださいました

今回上映した「スクール・オブ・ナーシング」にご出演されていた木村知幸様が急遽現場に駆けつけてくださいました
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