東山保健センター運営協議会を開催しました
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2017年7月25日
東山保健センター運営協議会を開催しました
平成28年度東山保健センター運営協議会 摘録
(開催日) 平成28年7月28日 木曜日 午後2時~午後3時30分
(場 所) 東山区総合庁舎地下1階保健指導室
(部会 員) 中村良雄部会長(東山医師会),村井正副部会長(東山保健協議会連合会),井原道夫(東山区市政協力委員連絡協議会),岡村泰介(東山歯科医師会),川木章三(京都府理容生活衛生同業組合東山支部),木村信夫(東山区社会福祉協議会),駒嵐智子(東山区シニアクラブ連合会),佐々木邦泰(京都市食品衛生協会東山支部),副島將司(東山消防署),津田正博(東山薬剤師会),中島路子(京都府看護協会東山地区),松永洋子(欠席/東山区民生児童委員会),松本明弘(三洋化成工業株式会社),三上喜範(欠席/東山警察署) 【森治清治(代理出席)】, 水野恵(欠席/京都女子大学健康管理センター),村井清美(東山区地域女性連合会),村岡徹(小・中学校長会東山支部),安田茂夫(東山献血推進実行委員会)
(敬称略 部会長,副部会長以外は五十音順)
(東山保健センター出席者)
住吉睦生(東山保健センター長),藪惠子(健康づくり推進課長),德弘由美子(同課担当課長),戸田篤志(同課管理係長),橋本あけみ(同課成人保健・医療係長),北内祐美子(同課母子・精神保健係長),西原和美(衛生課長)
1 部会長及び副部会長の選出
部会長には中村良雄氏が,副部会長には村井正氏が前期に引き続き選出された。
2 平成27年度事業報告及び平成28年度事業計画について
配布資料に基づき東山保健センターから説明があった後,質疑応答が行われた。要旨は次のとおり(○部会員,●保健センター,以下同じ。)。
○ 京都府下にお住まいで京都市内で働いておられる方も多い。そのような方が乳がん検診を市内で受診できるよう検討はされているのか。また,東山区でデジタルマンモグラフイーを保有しているのは第一日赤病院だけだと聞いたが,どうか。
● 保健センターでは区域外検診の検討について承知していない。京都市では,40歳以上の女性には巡回検診車や指定医療機関でマンモグラフィーによる検診を行っている。東山区にある乳がん検診指定医療機関は第一日赤病院だけであるが,デジタルマンモグラフィーかどうかは存じていない。
○ 東山区に住民票はあっても住んでいない人がいる。そのような人たちへの母子健康手帳の交付はどのようにされているのか。
● 行政としては,住民基本台帳は実態と一致していることが前提であるが,実際に遠方に居住されている場合,その自治体が手帳を交付している。一方,東山区に里帰り分娩される場合で,本人が希望されるときは,東山保健センターが訪問を行ったりしている。
○ 高齢者肺炎球菌予防接種は4月から受けることができるが,そのための自己負担区分証明書は6月からしか発行されない。どうにかならないのか。
● 新年度課税に基づく証明書は6月以降でないと発行できない。5月までに来られた方については,5月までに接種する必要があることを説明したうえで旧年度課税に基づく証明書を発行している。
○ 前立腺がん検診の受診者が22人とあるが,少なすぎるのではないか。もっと啓発を進めるべきである。
● 22人というのは東山区内の指定医療機関で実施された件数であるが,確かに少ない。前立腺がんは,早期発見できれば死に至らずにすむ可能性の高い「がん」であるので,検診の啓発を強めていきたい。
○ 「動物との共生に向けたマナー等に関する条例」が施行されたが,ペットのフンの始末に関して過料(罰金)を科された例というのは聞いたことがない。「路上喫煙等の禁止等に関する条例」とはずいぶん扱いが違うようだが。
● 一度排泄させているところを見かけたからと言っていきなり過料を科すということにはならない。罰することが目的ではなく,意識を変えてもらうことが目的である。ご理解いただきたい。
3 「食中毒予防・減塩についての地域啓発活動」について
東山保健センターから標記の活動について説明があり,意見交換が行われた。
○ 酢に静菌作用があるといっても,大事なのは手洗いと清潔な衣服である。実験ではゴム手袋をはめておにぎりを握っても菌が検出されている。なぜ菌が検出されたのかを考えるべき。手袋をしていれば大丈夫という安易な思い込みはよくない。
私は寿司屋で,食べ物は素手で作るものだと父から教わった。酢や塩を使うのも,手を消毒するという前提があってのことである。
今,学校では食育にも力を入れておられると思うが,そもそも今の子どもたちは,腐ったモノを食べたことのない子ばかりではないか。
○ 私は包装容器に書いてある賞味期限は信用しない。最終的には自分で判断するものだと思っている。食育の一環として,食べて大丈夫なものと食べてはいけないものを判別できる舌を育てることも重要である。
○ 学校給食では,全ての食材が加熱されていて,キュウリまで熱処理されている。これでは,旬の素材,生の食感は味わえない。学校も意識していくことが必要だが,家庭の食生活が大切である。
4 その他
(1)動物の飼養管理について
○ 近所の野良猫で困っている。仔猫は増えるし,餌やりする人もいる。どこに相談したらよいのか。
● 保健センターの衛生課が相談の窓口になる。これまでも何件も相談を受けている。野良猫は管理する人がいないので,生息しにくい環境を作ることが大事になる。すでに住み着いている野良猫については,まち猫活動で一代だけ地元で管理してもらうという方法もある。
○ 猫がいなくなるとネズミが増える。猫は,増えすぎるのも問題だが,全くいなくなるのも問題である。
(2)安心安全対策について
○ 区民の生命と財産を守るための対策が重要である。東山区は観光客が多いが,どうか。
○ 消防,警察,区役所の三者で安心安全なまちづくりに取り組んでいる。
いわゆる「民泊」については,旅館業の許可の前に消防の確認があるので,保健センターと連携を図っている。
また,タバコのポイ捨ては,火事の心配だけでなく,街が汚れる原因にもなるので,外国人観光客に対しても啓発を続けている。
平成28年度東山保健センター運営協議会資料
平成28年度東山保健センター運営協議会資料(PDF形式, 1012.96KB)
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「食中毒予防・減塩についての地域啓発活動」についての資料
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お問い合わせ先
京都市 東山区役所保健福祉センター 健康福祉部健康長寿推進課
電話:地域支援担当075‐561‐9127、健康長寿推進担当075-561-9128、高齢介護保険担当075-561-9187
ファックス:地域支援担当075-531-2869、健康長寿推進担当075-531-2869、高齢介護保険担当075-541-8338