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深草支所「市民対話会議」について

ページ番号330267

2024年7月23日

深草支所「市民対話会議」を開催しました!

伏見区深草支所管内において、各学区市政協力委員連絡協議会をはじめとする地元団体、地域の方々、企業、NPO、大学教員・学生など、合計30名の方々にお集まりいただき、松井孝治京都市長とともに、地域課題の解決に向けて活動されている方々の取組内容を共有し、意見交換を行いました!

  • 日時:令和6年6月14日(金曜日)午後6時30分~
  • 場所:龍谷大学深草キャンパス 成就館2階ライブシアター
  • 参加者:30名

(参加団体等/五十音順)

「E-TOKO深草」推進チーム、稲荷学区市政協力委員連絡協議会、稲荷体育振興会、NPO法人京都子育てネットワーク、北鍵屋公園プロジェクトチーム、砂川学区市政協力委員連絡協議会、とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト実行委員会、深草子ども食堂実行委員会、深草学区市政協力委員連絡協議会、深草学区社会福祉協議会、藤城学区市政協力委員連絡協議会、藤城学区自治連合会、藤森学区市政協力委員連絡協議会、藤ノ森学区民生児童委員会、伏見稲荷周辺の住みよいまちづくり推進協議会、龍谷大学政策学部、龍谷大学短期大学部社会福祉学科



地域の取組発表について

 以下は、地域課題の解決に向けて活動されている方々の発表内容と資料を掲載いたします。

1.地域主体で考える公園の使い方(発表者:北鍵屋公園プロジェクトチーム)

  • 高齢のボランティア2人で北鍵屋公園を清掃しているが、「いつまでも頼り切っているわけにはいかない」と、プロジェクトチーム(商店街、子育て世帯、近隣住民、自治会等)を発足。
  • 全国初の試みとして、セブンイレブン、京都市と共に地域主体の公園運営モデルとしてpark-up事業を実施。三位一体で協力して、公園の維持及び利活用について検討。
  • 地域の方々にチームの考えや課題を発信し、積極的に意見を募ることを目的にオープンパークを実施し、公園の課題についての意見を聞いた。龍谷大学生も実行委員会として携わった。
  • 子どもたちや地域の方々の声を聞きながら、少しずつ進め、今年度中には、新しく生まれ変わる予定。

取組発表資料(地域主体で考える公園の使い方)

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2.砂川学区の多世代交流(発表者:龍谷大学短期大学部社会福祉学科)

  • 砂川小学校、自治連合会、社会福祉協議会、龍谷大学が主催のプログラムは、砂川小学校及び龍谷大学の正課授業に位置づけられ、合計4回/年実施。

  • 具体的には、旗づくり、それぞれの世代から見た砂川学区の紹介、クイズ大会、地図作り、活動の振返りなどを行った。

  • 多世代交流会を通して、幅広い年代の方と関わる機会を作ることで世代間のギャップを埋めることや、多世代のつながりを活かし地域の活性化を目指す取組を行うことで、活気があふれ、地域社会の絆が深まることを学んだ。

取組発表資料(砂川学区の多世代交流)

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3.大岩街道周辺地域の環境整備及びコミュニティ再生(発表者:龍谷大学政策学部)

  • 大岩街道周辺地域においては、廃棄物の不法投棄や違法建築物の存在、インフラの未整備、住民や事業者同士のコミュニティ不足が課題であり、大学と地域連携に関わる「ちきれん班」において、当該地域のまちづくりに携わっている。

  • これまでの活動として、地域の現状把握のためのヒアリング調査及びフィードバックや、コミュニティの場づくりとして、住民や事業者との意見交換やイベントの企画運営を実施。そして、歴史的経緯や活動内容をまとめた報告書を作成し、PR活動を行った。さらに、鎮守池監視小屋跡地周辺の清掃や除草なども行っている。

  • 取組の効果として、信頼関係の構築や不法投棄量の減少、地域の歴史や魅力の発掘が挙げられる一方で、活動に参加する地域関係者の固定化や交流の少なさ、要望はあるものの具体的な道路整備に時間が掛かることなどの課題が挙げられる。

  • 今後は、清掃活動の継続と不法投棄防止対策、関係者同士のさらなる交流機会の創出、地域の魅力再発見とその発信に取り組む。また、今年度は「ちきれん通信」の制作と配布、深草ふれあいプラザへの出店を通じた地域への情報発信などを予定している。

取組発表資料(大岩街道周辺地域の環境整備及びコミュニティ再生)

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4.伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり(発表者:伏見稲荷周辺の住みよいまちづくり推進協議会)

  • オーバーツーリズムによる問題として、ゴミの問題やマナーの問題、観光客が道を塞いで車が通れない問題などが挙げられるため、平成31年に地域の諸団体、商店、鉄道事業者、京都市で「伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり会議」を設立し、ゴミ箱の設置や、小学校と連携した清掃活動、路上喫煙禁止を促す啓発活動などを実施した。

  • これらの活動を経て、令和3年には地域が主体の「伏見稲荷周辺の住みよいまちづくり推進協議会」を設立。概ね5年を目処にした行動計画を策定し、活動を開始。

  • 直近の活動としては、周辺の清掃活動を行う巡回員の配置、観光バス駐車場へのマナー啓発パンフレットの配架、京都府警との連携による大型バスの師団街道稲荷大社前交差点南行右折禁止の交通規制により、渋滞解消などに取り組んでいる。

  • 師団街道稲荷大社前交差点の渋滞は解消したものの、それに伴い、周辺地域に渋滞が発生しているので、今年度はその解消に取り組んでいきたい。

取組発表資料(伏見稲荷大社周辺の住みよいまちづくり)

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5.藤城まちづくりビジョン(発表者:藤城学区自治連合会)

  • 藤城学区は、人口も増加しており、子どもたちの姿もよく見掛ける。坂が多く高齢者には厳しいが、自然豊かな地域。

  • 7年前に、京都市からの助成金を活用し、「まちづくりビジョン策定委員会」を立ち上げ。地域住民の声を聞きながら、翌年、藤城学区まちづくりビジョンを完成させた。

  • 藤城の課題を分類し、ビジョンに3つの柱(多世代共生、利便性、安心・安全)を設けた。

  • 取組の一環として、買物支援を行う乗合バスを運行した。車内での会話も弾み、自分の居場所が見つけられたとの声もあり、喜んでもらえた。現在は、おでかけサークル活動の中での買物支援を実施している。

  • 地域運営として、地域のIT化(HP作成、LINEでの案内配布、クラウドサービスの活用)を推進中。HPでの発信等を通じて、地域の各種団体の活動の見える化、共有化を図るとともに、藤城地域の良さをPRしている。  

取組発表資料(藤城まちづくりビジョン)

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6.深草アーカイブ(発表者:龍谷大学政策学部)

  • 龍谷大学只友ゼミナールでは、深草アーカイブと深草ベースという活動を行っている。

  • 深草アーカイブは、旧深草町の町制施行100周年を記念して、住民主体で組織された実行委員会により作成。現在も住民主体で運営し、深草アーカイブの普及啓発に取り組んでいる。

  • 只友ゼミでは、深草小学校と協力してまち歩きをしたり、かるたを一緒に作成したり、地域のことを遊びながら学べるような活動を行っている。

  • 深草ベースプロジェクトでは、京阪電鉄から無償で借りた土地で、子どもたちや地域の方を招き、遊び体験や野菜の収穫体験を実施している。近隣の高齢者施設の方も招き、多世代交流の場にもなっている。

取組発表資料(深草アーカイブ)

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7.「E-TOKO深草」meetup!セミナー(発表者:「E-TOKO深草」推進チーム)

  • コロナ禍の営業自粛で困っている深草地域の飲食店を集めて、深草支所でのテイクアウトマーケットの実施が「E-TOKO深草」推進チームの活動開始のきっかけ。

  • 当時は、約700人もの多くの方に参加いただいた。コロナ禍で辛いことはたくさんあったが、逆に住んでいる町と向き合ったり、寄り添ったりすることができた時期だったように感じている。

  • meetup!セミナーは体験型の講座で、事業者と消費者や住民の方々をつなごうという目的で始めた。昨年は43種類のセミナーを開催し、開催後に採ったアンケートでは、参加者・参加店舗共に評判が良かった。

  • 今年は、夏休み期間中に開催してほしいという要望に応え、8月~9月に開催予定。54店舗・事業者に参加いただくことになった。深草に遊びに来て、地域の良さを知ってもらえるようにしていきたい。

取組発表資料(「E-TOKO深草」meetup!セミナー)

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8.とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト(発表者:とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト実行委員会)

  • 深草地域は、住宅地から駅や商店、病院のある商業地域まで坂道が大変多く、徒歩で移動する場合、非常に負担が大きい。  

  • おでかけベンチとは、深草学区で道路脇のお店や個人宅の軒下・軒先にベンチを設置し、出掛けたときに休憩できるような場所を作ることで、移動を支援する取組。9年前に、竹を活用した取組として始まった。小学校とも連携し、小学生がベンチ製作に携わっているのが特徴。

  • 一方、とまり木ベンチは、今から6年ほど前に、南部地域包括支援センター主催の地域ケア会議で課題を提示されたことを機に、藤森、藤城学区で製作を開始。

  • この2つのプロジェクトを合わせ、現在は、とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクトとして取組を継続中。京都市の景観賞にも応募し、市長賞を受賞した。

  • 現在は、全体のベンチ数としては60を超えている。ベンチの設置だけでなく、ベンチマップの作成やベンチめぐりウォーキングなど、色々な活用の仕方も広がっている。

取組発表資料(とまり木休憩所・おでかけベンチ協働プロジェクト)

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9.京都子育てネットワーク(発表者:NPO法人京都子育てネットワーク)

  • 活動の一番の柱として、「循環型の子育て相互支援」をやっていきたい。

  • 「ふかふか子育てコミュニティベース」は、10年以上前、深草商店街の空き店舗を利用して、地域の方々と共に福祉の三本柱である高齢者支援、障害者支援、子育て支援ができる場所を作りたいという思いから出来上がった。1階が就労支援を行うカフェ、2階が子育て支援をする場所になっている。不安を抱えて孤立していた方々が、繋がり合う場所である。

  • 地域との連携として、深草商店街が実施している深草朝市でワークショップに参加したり、100円商店街でマルシェを展開したりしている。

  • 深草支所子どもはぐくみ室、地域力推進室と一緒に行っている「『E-TOKO深草』子育て応援プロジェクト」では、今年度は「お母さん方の力を引き出して地域につなげていくことをしてほしい」という趣旨の業務委託を受けているが、コンセプトが素晴らしいと感じた。

取組発表資料(京都子育てネットワーク)

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10.深草子ども食堂(発表者:深草子ども食堂実行委員会)

  • 深草子ども食堂は、事業開始時は5名程度しか来なかったが現在は多くの方に御利用いただき、月に1回、お弁当を150食、2時間で作っている。

  • 活動は学生主体で、レシピの考案やSNS活動報告も学生が行っている。足りない知識や経験の部分は、社会人スタッフが加わり運営をサポートしている。

  • 「ちょっとした感動を与えたい」という思いで、料理の見た目も工夫している。

  • 絵本の読み聞かせや書道教室、いらない文房具の配布などを行っており、「自分たちでできることを地域に還元したい」という思いを形にしようと取り組んでいる。

  • 子ども食堂を利用する子どもたちが主体となり「子ども新聞」を作成し発信。

取組発表資料(深草子ども食堂)

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市民対話会議の意見交換等について

取組発表後の意見交換の内容や市長発言等は、市ホームページに掲載しています。

詳しくは、こちらをご確認ください。

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京都市 伏見区役所深草支所地域力推進室まちづくり推進担当

電話:075-642-3203

ファックス:075-641-0672