【2月5日】『京都教育大学 帰国渡日児童生徒つながる会』が「京都はぐくみ憲章 実践推進者表彰」において大賞を受賞されました。
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2018年2月5日
【2月5日】『京都教育大学 帰国渡日児童生徒つながる会』が「京都はぐくみ憲章 実践推進者表彰」において大賞を受賞されました。
2月5日,ひと・まち交流館京都において,平成29年度「京都はぐくみ憲章 実践推進者表彰」の表彰式典が行われました。
社会の宝である子どもを健やかで心豊かに育むための「京都はぐくみ憲章」。
平成19年2月5日に制定された同憲章の実践の輪を広げるため,先進的な活動やユニークな活動に取り組んでいる方を毎年表彰しています。
平成29年度は,大賞3件,はぐくみアクション賞32件の個人・グループが受賞され,『京都教育大学 帰国渡日児童生徒つながる会』(【代表】山下 真衣香氏 【助言教員】浜田 麻里教授)が栄えある大賞を受賞されました。
海外からの移住や帰国,国際結婚などの家庭の子どもたちは,文化や言語の違いに戸惑ったり,日本語は話せるものの,その悩みに気づいてもらえないこともあります。
同会は,このような「外国につながる子ども」の学習や交流を支援しながら,悩みを分かち合える友だちをつくったり,自分のルーツに自信が持てるようになる場をつくることを目的として,2008年度(平成20年度)から活動を続けています。
表彰式典では,門川大作京都市長から表彰状の贈呈が行われ,その後,大賞受賞団体による取組発表が行われました。
取組発表では,同会山下代表から,春,夏,冬の3回,数日間にわたって行われるキャンプや勉強会と,それに向けての毎週のミーティング,また,フィリピンにルーツを持つ子どもたちを対象に京都市地域・多文化交流ネットワークサロンにおいて月に一度開催される勉強会「たけのこ会」など,一年を通じて行われる活動内容が紹介されました。
大学生たちが連綿と引き継ぎ,外国にルーツを持つ子どもたち一人ひとりの境遇や悩みを理解し寄り添いながら支援する,温かく息の長い素晴らしい取組に,式典参加者から惜しみない拍手が寄せられていました。
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