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文化人からの京都市公営交通100周年記念メッセージ 第5弾 佐々木晃様(佐々木酒造代表取締役)

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2012年11月14日

文化人からの京都市公営交通100周年記念メッセージ 第5弾 佐々木晃様(佐々木酒造代表取締役)

兄弟3人でのバス通学



 
 小学校の頃は,学校が遠かったので,毎日,2人の兄と一緒に,丸太町智恵光院から河原町丸太町まで市バスで行って,そこで4番か54番か72番に乗り換えて通っていました。
 でも初めて1人で帰った時に乗り過ごしてしまって,車庫まで行ってしまいました。繁華街のアーケードが見えて,旧阪急の前を通ったあたりで,「これはおかしい」と気はついたんですがね。結局,終点の車庫で事情を話して,交通局の方に帰りのバスに乗せてもらいました。その時,運転手さんが優しく「ここに座っとき」と,一番前の席に座らせてくれ,目的地のバス停で降ろしてくれました。今もバスに乗る時は左側の一番前の席が空いていればそこに座って,運転を見ています。昔は,「宿題ちゃんとせいよ」とか,お客を笑かそうと思ってしゃべっている名物運転手もいましたね。僕たちは楽しみにしていました。

どうしても乗りたかった出来立ての地下鉄



 

 小学校5年の時に地下鉄が開業しました。どうしても出来立ての地下鉄に乗りたくて,その時は北大路止まりでしたので小学校から洛北高校の前まで歩いて,そこからバスに乗って北大路まで出て,地下鉄に乗ってからまたバスに乗り換えて家に帰りました。乗り心地は覚えていませんが,ワクワクしましたね。京都に初めてできた地下鉄にはそれぐらいの魅力がありました。

便利な一日観光乗車券


 
 
 地方から京都に観光に来た人には,一日観光乗車券を買って回ればいいですよと教えています。学生時代に観光ガイドをやっていたのですが,京都のバス網は充実しており,有名どころの多くがバスで回れます。ただ逆に,目的地に行くのに何系統もの路線があり,地方から来た人にはそれが理解しにくいのです。だからこそ,乗り間違えても大丈夫な一日乗車券が便利なんです。初めて来られた方に紹介するのは,やはり定番の清水寺,金閣寺や平安神宮です。広いし,きれいだし,なにより京都に来たという感じがしますよね。私自身は高雄が好きです。バス停からずいぶん歩かないといけないのですが,神護寺の石段を登って,紅葉で真っ赤に染まった清滝川にむかって瓦け投げをするのは爽快です。

100年後。200年後も公営交通が続いたらいいですね


 
 門川市長にご任命いただいた「DO YOU KYOTO?大使」の立場から言うと,自家用車に乗らないで地下鉄やバスに乗る方が環境に優しいのは明白です。車を使わざるを得ない人でも,せめて通勤・通学には地下鉄やバスに乗ってほしいです。環境面ではそれだけでも随分変わると思いますし,地下鉄財政も改善します。以前,京都市の人に「地下鉄はどこまで伸びるのですか」と聞いたら,「桂坂まで行きます。その後は洛西まで行きます。」と言われました。「それは凄い。いつできるのですか」と聞き返すと,赤字なので後100年くらいかかりますと言われました。京都らしいなと思いました(笑)。実際,今の財政状況では延伸は難しいと思いますが,地下鉄は都市交通の要ですから,財政状況が改善したら,何年かかってもいいので実現してほしいものです。
 公営交通は100年,うちの会社は120年ですが,お互いに100年後,200年後,300年後も続いたらいいなと思います。末永く,市民の足として活躍してください。

佐々木晃様(佐々木酒造代表取締役)プロフィール


 
佐々木酒造株式会社 代表取締役。
1970年4月1日生まれ。
産業機械販売会社の営業を経て,25歳で蔵に入る。
現在,日本酒講座やイベントを通じて新たな日本酒ファンを増やすとこに努めている。
趣味は格闘技などのスポーツ観戦。
DO YOU KYOTO?ネットワーク呼びかけ人。

お問い合わせ先

交通局 企画総務部 営業推進課
電話: 075-863-5066