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京都市交通局

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地下鉄のあゆみと概要

ページ番号94752

2011年2月18日

地下鉄のあゆみ

地下鉄開業までのあゆみ

京都市営交通事業は明治45年に市電の営業を開始したことに始まります。これよりさき,明治28年には京都電氣鐵道株式会社が我が国最初の路面電車の営業を始めていましたが,大正7年に,市内交通一元化の方針から京都市がこれを買収し,順次路線を拡大,大正・昭和にかけて「市民の足」として,活躍しました。

その後,昭和3年に市バスが営業を開始します。市域の発展とともにバス路線をつぎつぎと拡張していきました。 「市内は市電,新市域は市バス」と市電・市バスの有機的ネットワークが利用者の増加をもたらしました。

昭和30年代に入ると市営交通は隆盛期を迎えますが,30年代の後半から時代の流れとともに,急速な経済成長や自動車の急増,人口のドーナツ化など都市化の波が押し寄せ,市電の利用者は徐々に減っていきました。そして,昭和45年から順に営業路線の廃止が始まり,昭和53年9月には市電すべてがなくなり,市営交通は市バスのみとなりました。

地下鉄のあゆみ

そのような状況の中,京都市の新たな根幹輸送機関として計画されたのが地下鉄です。

昭和43年に建設計画がうちだされ,昭和49年の起工式から6年6ヶ月の工事をへて昭和56年5月29日に市営地下鉄烏丸線(北大路~京都間,6.6キロメートル)を開業しました。

昭和63年6月には京都~竹田間(3.4キロメートル)が開通,同年8月には近鉄京都線との相互直通運転も始まりました。

平成2年10月には北大路~北山間(1.2キロメートル)が開通し烏丸線の当初計画区間11.1キロメートルすべてが完成,その後の平成9年6月に北山~国際会館間が開通して,烏丸線が現在のかたちとなります。

そして,同じく平成9年の10月に市営地下鉄東西線(二条~醍醐12.7キロメートル)が開業し,京都市を東西南北に横断する鉄道が完成しました。東西線には開業時から京阪京津線が乗り入れています。

さらに,平成16年11月に東西線の醍醐~六地蔵間(2.4キロメートル),平成20年1月に東西線の二条~太秦天神川間(2.4キロメートル)がそれぞれ延伸し,今に至っています。

 

地下鉄のあゆみと営業距離
 年月日 概要烏丸線東西線合計
 昭和56年 5月29日 烏丸線(北大路~京都)開業  6.6km - 6.6km
 昭和63年 6月11日 烏丸線(京都~竹田)延伸  9.9km - 9.9km
 平成 2年10月24日 烏丸線(北大路~北山)延伸 11.1km - 11.1km

 平成 9年 6月 3日

 烏丸線(北山~国際会館)延伸 13.7km - 13.7km
 平成 9年10月12日 東西線(醍醐~二条)開業 13.7km 12.7km 26.4km
 平成16年11月26日 東西線(醍醐~六地蔵)延伸 13.7km 15.1km 28.8km
 平成20年 1月16日 東西線(二条~太秦天神川)延伸 13.7km 17.5km 31.2km

 

 





地下鉄開業前の車両搬入作業





地下鉄烏丸線開業記念式典





烏丸線車両(竹田車庫にて)





東西線開業記念車両





東西線二条~太秦天神川開通発車式





東西線車両(醍醐車庫にて)

運転概要

烏丸線

○営業区間 国際会館駅~竹田駅間(13.7km)

○所要時間 26分

○最高速度 75km/時

○乗降人員 411,881人(1日平均,平成21年度)

東西線

○営業区間 六地蔵駅~太秦天神川駅間(17.5km)

○所要時間 34分

○最高速度 75km/時

○乗降人員 241,133人(1日平均,平成21年度)


お問い合わせ先

交通局 高速鉄道部 営業課
電話: 075-863-5218