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「筏流し」づくりについて

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2012年4月16日

 筏は、一乗、巾一間二尺、長さ三〇間と定められていますが、筏によっては、長さ三〇間の五〇分の一程度の長さの長短は認められていました。また、松、樅、栗雑木筏は巾一間二尺、長さ二五間に制限されていました。

 筏の部位のうち、「鼻」は、筏の舵の役割をし、舵を「ねじ木」と称し、ねじ木持ちは筏の運転手となります。鼻は二重編みにする細い末木を使い、二枚目以下は良質の丸材で組み、猿尾の「どでん」が最も良質材とされています。筏は「木ごしらへ」といって、一本の木材の両端五寸のところに穴をあけ、「筏づくり」と称して、あけた木材の穴に、「ネソ」を通し筏を編みました。筏流しは川開きの9月15日の前に、水量の少ない支流に「筏留」といって板で水をせき止め、留板を抜くと人工洪水が生じ、片小筏を本流に流し、二つの片小筏を丸筏に網あわせて流しました。(資料:京北町誌)

筏流し
筏図絵

「筏流し」-【ネソの話】-

 筏を編むネソとは、学名で、「マンサク」といい、落葉の小高木。雑木林に自生しており、北海道から九州に至るまで広く分布する植物です。
 マンサク類の枝は、粘り強いことから、里人はこれをねじって物を縛るのに利用したといわれます。筏を編むのに使われた「ネソ」は、刈り取ったあと、手頃な大きさに裁断し、束ねて民家の屋根裏等に保存され、筏を編むときに、水につけて柔らかくしてから使われました。

筏流しの歴史

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