スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

【広報資料】【違法停車時間が最大9割減少!】タクシー駐停車マナー向上に向けた共同実証の実施結果について ~ナッジを活用した看板がもたらす行動変化~

ページ番号298761

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2022年5月30日

広報資料

株式会社NTTデータ経営研究所

都市計画局歩くまち京都推進室

総合企画局総合政策室

【違法停車時間が最大9割減少!】タクシー駐停車マナー向上に向けた共同実証の実施結果について ~ナッジを活用した看板がもたらす行動変化~

 株式会社NTTデータ経営研究所と京都市は,公民連携・課題解決推進事業「KYOTO CITY OPEN LABO」において,四条通沿道のタクシーの駐停車マナー向上を目的として,「ナッジ※」を活用した実証実験(以下,本実証実験)を行い,下記の成果を挙げることができましたので,お知らせします。


※ ナッジ(nudge)

 行動科学の知見を活用して人々のより良い行動を後押しする政策手法。「nudge=肘でそっと押す」という原義のとおり,選択肢の制限(禁止や罰金)をせずに,人間の意思決定特性(認知バイアス等)を踏まえた「ちょっとした工夫」で人々の行動に変化を起こす点に特徴があり,世界各国の行政機関で活用が進んでいる。

1 背景

 市内有数の繁華街である四条通では,一部のタクシーによる交差点や横断歩道付近での客待ちや,四条通本線(駐停車禁止)上での客待ち停車などの道路交通法違反が多く発生しており,そのような行為が,近隣バス停におけるバス発着の妨害や,渋滞を発生させるなどの要因となっています。

 本実証実験では,人間の心理的な特性等を踏まえた工夫によって人々のより良い行動を促すナッジを活用することで,タクシーの駐停車マナーの改善を目指しました。

2 実証実験の概要

(1)実施時期

実施前測定期間:令和4年2月8日(火曜日)~10日(木曜日) 午後2時~午後4時

実施後測定期間:令和4年2月15日(火曜日)~17日(木曜日) 午後2時~午後4時


(2)実施内容及び効果検証結果

ア 交差点付近での違法な客待ち車両の削減

 ナッジの知見を活用した看板を四条河原町交差点南東角に設置し,当該地点におけるタクシーの違法停車時間を測定しました。

<効果検証結果>

 看板設置前に比べ,設置後では,一日あたりの違法停車時間の合計が約9割減少していたことが明らかになりました。


上:歩道側デザイン,下:車道側デザイン

イ タクシー乗り場における本来の規定台数を超過した車両の削減

 ナッジの知見を活用した看板を四条通沿道タクシー乗り場2箇所(西行:高島屋前,東行:大丸前)に設置し,当該地点における規定台数を超えた車両の台数を測定しました。

<効果検証結果>

 看板設置前に比べ,設置後では,規定台数を超過して停車する台数が,一日当たり西行で約7割,東行で約3割減少していたことが明らかになりました。


西行タクシー乗り場(高島屋前)

3 関係者の反応

 所管の警察署からは,四条河原町交差点及び各タクシー乗り場での違法タクシーに係る苦情の頻度が,設置前後で大幅に減少したとの報告がありました。

4 今後

(1)株式会社NTTデータ経営研究所

 「行動」を起点としてより住民の幸福につながる政策,サービスの検討を支援する「行動デザインサービス※」を提供しており,今後も,本実証実験で得た知見も踏まえながら,全国の自治体,中央省庁,企業における行動インサイト(ナッジ等)の活用を支援してまいります。

※ 行動デザインサービス: https://www.nttdata-strategy.com/services/social/activation_design.html外部サイトへリンクします


(2)京都市

 引き続き,京都市タクシー駐停車マナー向上マネジメント会議を通じ,タクシー業界団体及び関係行政機関と連携したマナー啓発に努めてまいります。

広報資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は,今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 都市計画局歩くまち京都推進室

電話:075-222-3483

ファックス:075-213-1064

フッターナビゲーション