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京都市市民参加推進フォーラム 「第4回 協働のルール(仮称)検討部会」

ページ番号161458

2014年1月17日

案件名

京都市市民参加推進フォーラム 「第4回 協働のルール(仮称)検討部会」

開催日時

平成25年11月15日(金曜日)17時30分~19時30分

開催場所

東山いきいき市民活動センター 会議室5

議題

協働のルール(仮称)の検討について

公開・非公開の別

公開

議事内容

【出席者】 市民参加推進フォーラム委員8名(伊藤委員,小辻委員,芝原委員,菅原委員,
      竹内委員,谷口座長,辻委員,西野委員)
      事務局5名(髙溝室長,北川課長,旗課長,宮原係長,堀)
【傍聴者】 なし
【特記事項】動画共有サイトUstreamによる会議のインターネット中継を実施
【内容】
(資料3について事務局から説明)
(1)アウトプット
○ 全ての主体の協働事例を集めるには時間がないので,自治会とNPOとの協働に焦点を絞ってはどうか。小さくても確実な成功事例を作って,広げていくことが良いのではないか。(伊藤)
○ まず多様な主体が連携するための総体的な指針やガイドを作成したうえで,必要に応じて個別の主体間連携について記載したものを作成したら良いと思う。なお,当事業は,計画では協働のルールや指針を市民主体で話し合って決める取組を検討して実施することとしており,フォーラムではヒント集を作成,公表することで市民的議論が起きることを目指しているものである。(北川)
○ 「地域団体とNPO法人の連携促進事業」を始めるに当たり,事前に区役所に地縁団体とNPOの協働事例をヒアリングしたがほとんど事例がなかったので,地縁団体とNPOの協働に焦点を当てて事例を紹介するのは難しいと感じている。(旗)
○ 地縁団体にはNPOと組もうという発想はあまりないと思う。地縁組織の中からNPOを設立したところは,連携しているケースはあると思うが,まだあまり事例の蓄積はないのではないか。地域の中でも各種団体同士の連携が課題となっているので,地縁団体の方が読まれても参考になると思う。(北川)
○ 今年度に市民同士が話し合う場が生まれるようにすることは難しいと思うので,今年度はそういった場が生まれる下地作りとして「ヒント集」を作ろうとしている。私もまずは総体的なものを作成したほうが良いと思う。協働したことのない団体が,ヒント集を読むことで,どういったところとの協働が考えられるのかのアイディアを得たり,協働で困った団体に協働で起こり得る特徴的な問題の解決方法を提示できると良いと思う。(谷口)
○ 当事者間でルールを作るときの道しるべとなるものを記載できると良い。後は当事者がイメージを膨らませて取り組むことだと思う。(竹内)
○ 「ヒント集」は,協働に関することについて広くカバーしつつ,一部は事例等で詳細に解説することで協働の一連の流れが見えるようにしたほうが分かりやすいと思う。(伊藤)
○ 企画,実施,評価というサイクルを想定して,例えば企画段階なら勤務体制の違い,実施段階ならスタッフをどちらの団体からどれだけ出すか,評価段階なら成果物の所有権の問題があるといったことを事例により時系列で示すイメージだと理解した。(芝原)
○ ヒアリングや円卓会議で出てきた意見でメインコンテンツに反映させられないものはコラムとして載せられると良い。(竹内)

(2)ヒアリング及び事例収集
○ 円卓会議は公開の場なので前向きな意見交換をしてもらえばよいが,失敗例や本音の意見を拾うには非公開の場を設定することが必要だと思う。(辻)
○ 公開の場では話せないことに重要な要素が含まれていると思うので,どうやって本音の意見を拾うのかを考える必要がある。(菅原)
○ 円卓会議以外に意見を集められる手段はないか。または,フォーラム委員の付き合いのあるところから本音を引き出すことはできないか。(伊藤)
○ 個人の失敗なら話しやすいが,組織の失敗となると言いよどんでしまう。(竹内)
○ 個別の事情は直接ヒアリングで聞き取れば良いのではないか。(谷口)

■ ヒアリング先
○ ヒアリング先については,第2期計画に掲げているように,地縁組織やNPOだけでなく,大学,寺社,企業等も想定しておいていただきたい。(北川)
○ 京都ウェイの作成段階では個別の具体事例は出てこなかったか。(北川)
○ 会議では出てこなかったが,各地域に出向いて講演をしたときには様々な事例が話し合われていたように思う。(芝原)
○ 京都府のシンポジウムへの参加者はNPO団体が多い。理念を作るにはそれでも良いと思うが,私たちが作ろうとするものではもっと多様な主体に関わってもらう必要があると思う。(伊藤)
○ 地域創造基金が「地域団体とNPO法人の連携促進事業」の参加団体に集まってもらい,寄付集めで困っていること等を共有する場を設定しようとしており,実現されれば参考になる意見を拾えるかもしれない。(西野)
○ 寄付の集め方が議論の中心になると思うが,参考にさせてもらえるとありがたい。(谷口)
○ 自治会・町内会とNPOの協働については,その会議を活用したい。(芝原)
○ 市民活動総合センターには市民から様々な相談が持ち寄られていると思うが,その情報は使えないだろうか。(竹内)
○ 市民活動総合センターには活動に関する様々な相談が寄せられているが,その情報がどのように整理されているか,協働に関する内容がどれだけあるかは現時点では不明なので,情報提供できるかどうかは確認しないと分からない。(旗)
○ NPOセンターは知恩院と協働していたので,寺社との協働について聞いてみたい。大きな寺社だけでなく,地域に密着した小さな寺社も含めて幅広く取り上げるようにしたい。(谷口)
○ 企業に関しては,大企業だけでなく,近くの事業所という視点もある。地域に根差した活動をしている企業を取り上げたい。中京区では,学区とオタフクソースが協働しているので,間をとりもっているまちづくりアドバイザーから話を聞いても良いと思う。(谷口)
○ 京都CSR研究会は毎週金曜日に勉強会を開催しているが,私たちが欲しい協働の事例は持っているか分からないので,CSRプラットフォーム京都の明致さんに状況を確認したうえでヒアリング先を選定したい。
NPO法人場とつながりラボhome's viが複数の企業研修を受託しているので,企業の協働事例も知っているかもしれない。(竹内)
○ 大学と地域のマッチングをユースビジョンでやっていると思うが何かないか。(北川)
○ 学生団体と地域のマッチングの仕組みを作って運用している。学生は時間の感覚が違う。地域の方から依頼のメールをもらっても団体内の会議を開催して決定するまで返事をしないことがあるので,地域の方を不安にさせてしまっている。メールをもらえばまずはいつ頃までに決定できるかを返信するよう助言している。(芝原)
○ 京都女子大学が東山区選挙管理委員会と協働して,選挙PRキャラクターや看板娘を決めるのに,本物の投票箱を利用したりしている。(西野)
○ 京都女子大学は他にも社会福祉協議会と商店街と協働して買物支援も行っている。(北川)
○ 行政との協働については,事務局以外であまりうまくいかなかった部署にヒアリングと円卓会議へのお誘いをしてもらいたい。(竹内)
○ 社会教育委員をしていたときの良い協働の事例ならある。(小辻)
○ 100人委員会のチームと協働した担当課に個別に聴き取りすることは可能だと思う。(北川)

■ ヒアリング方法
○ ヒアリングの進め方については,各委員の持っているつながりを使って,相手方と連絡をとったうえで,メーリングリストに投稿して同行者を求める方法になると思う。各自が動くので,ヒアリングマニュアルを作成したほうが良い。(辻)
○ ヒアリングした内容はどの程度書き留める必要があるか。(辻)
○ ヒアリングした中で印象的だったことを箇条書でまとめる程度で良いと思う。(谷口)
○ ICレコーダーは正確性を期すために補助的に利用するようにしたい。(竹内)
○ ヒアリングマニュアルのたたき台を作成して,皆さんとメーリングリストで共有したい。(辻)

(3)円卓会議
平成26年2月11日(祝・火曜日)開催予定。
○ 円卓会議には,課題を感じている人なら参加してくれると思う。ヒアリングをして課題を設定し,円卓会議への参加も呼び掛けていきたい。(辻)
○ プロのファシリテーショングラフィッカーに来てもらえば,円卓会議が終わったときにはアウトプットに近いものが出来上がっているのではないか。各テーブルのまとめは委員が整理し,円卓会議のはじめと終わりのまとめをプロにしてもらいたい。(竹内)
○ 予算に問題がなければ前向きに検討したい。(北川)

(4)今後のスケジュール
○ 各委員も協働の際に困った事例を持っていると思うので,部会を開く前に委員同士でヒアリング練習をする勉強会してはどうか。次の部会はヒアリング後に開催して,円卓会議の内容を検討したい。場合によっては更にもう1回勉強会で検討することも考えられる。(谷口)
○ では,12月2日(月曜日)に勉強会を開催して,ヒアリング先の選定とヒアリング練習をしたい。(芝原)

資料

資料

担当課等

総合企画局 市民協働政策推進室 市民協働担当

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働・公民連携担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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