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京都市上下水道局

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【広報資料】旧御所水道ポンプ室の国登録有形文化財への登録について

ページ番号259953

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2019年11月18日

 京都市では,貴重な産業遺産として,明治の記憶を今に伝える旧御所水道ポンプ室を国の登録有形文化財へ登録することを目指し,文化庁へ意見具申しておりました。

 この度,国の文化審議会において,文化財登録が妥当とする答申が出されましたので,お知らせします。

1 登録施設の内容

(1) 名称

 旧御所水道ポンプ室


(2) 所在地

 京都市山科区日ノ岡夷谷町17-5ほか

(3) 建設年代

 明治45年

(4) 登録基準

 造形の規範となっているもの(登録基準の二に該当)

(5) 特徴・評価

 御所水道は,京都御所を火災から守るための,琵琶湖疏水を利用した防火水道であり,琵琶湖疏水沿いに建つポンプ室は,高所にある貯水池に水を上げるための施設として建設され,産業施設として貴重なものである。宮内省内匠寮(くないしょうたくみりょう)の設計で,片山東熊(かたやまとうくま),山本直三郎が担当したと伝わる。主体部を煉瓦造としながら隅は石積みとし,屋根は寄棟造りで各所にドーマー窓を配す。正面にポーティコ,上部をアーチとした縦長窓を用い,重厚感ある意匠に仕上げている。

※ポーティコ・・・建物の入口を飾り,雨をさえぎる屋根つきで両側面の開いた建築物。ポーチとも呼ばれる。

2 今後の登録までの流れ

 令和2年3月頃の官報告示を経て,正式に国登録有形文化財となる見込みです。

3 国登録有形文化財(建造物)について

(1) 概要

 平成8年10月1日に施行された文化財保護法の一部を改正する法律によって導入された制度で,保存及び活用についての措置が特に必要とされる文化財建造物を,文部科学大臣が文化財登録原簿に登録するものです。

 この登録制度は,近年の国土開発や都市計画の進展,生活様式の変化等により,社会的評価を受けるまもなく消滅の危機に晒されている多種多様かつ大量の近代等の文化財建造物を後世に幅広く継承していくために作られたものです。届出制と指導・助言等を基本とする緩やかな保護措置を講じるもので,従来の指定制度(重要なものを厳選し,許可制等の強い規制と手厚い保護を行うもの)を補完するものです。

(2) 登録基準

 原則として建設後50年を経過し,かつ,次の各号の一に該当するもの

 一 国土の歴史的景観に寄与しているもの

 二 造形の規範となっているもの  

 三 再現することが容易でないもの

4 「保存・活用 基本構想」概要版の発行

 国登録有形文化財への登録に係る答申を受けて,今後の旧御所水道ポンプ室の保存・活用の方針を分かりやすくお示しするため,「旧御所水道ポンプ室 保存・活用基本構想」の概要版を発行しました。

旧御所水道ポンプ室保存・活用基本構想 概要版

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5 これまでの経過と今後の取組

 旧御所水道ポンプ室を保存するだけでなく,有効な方法で活用し,琵琶湖疏水の新たな魅力の創出につなげていくため,専門的な見地からの御意見や御助言をいただく「旧御所水道ポンプ室の保存・活用に係る懇談会」を平成29年10月に設置し,検討を進めてきました。その後,同懇談会の意見を踏まえて検討を進め,平成31年4月に,「旧御所水道ポンプ室 保存・活用基本構想」を策定しました。

  国登録有形文化財への登録が見込まれる令和2年は,琵琶湖疏水竣工130年の年でもあります。これを踏まえ,今後,旧御所水道ポンプ室を見学いただく機会の創出について検討します。また,「基本構想」に基づき,旧御所水道ポンプ室の保存・活用に向けた検討と取組を,引き続き,進めていきます。

 

【参考】 旧御所水道ポンプ室の概要


広報資料

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お問い合わせ先

京都市 上下水道局水道部管理課

電話:075-672-7759

ファックス:075-682-2368