水を利用した地球温暖化防止の取組について
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2009年8月6日
水を利用した地球温暖化防止の取組について~京都の暑い夏を「ミスト(霧)装置」と「打ち水」で涼しく!~「DO YOU KYOTO?」プロジェクト関連事業
ミスト(霧)装置の設置実験
1 期間
- 平成21年8月5日(水曜日)~31日(月曜日)
- 午前8時30分~午後4時
※ 土日を除く,雨天中止
※ 8月5日は,記者会見終了後開始
【ミスト装置設置イメージ】
2 場所 京都市役所本庁舎東側
3 概要
(1)ミスト散布前後及び散布中の温度・湿度の変化を測定(期間中2日)
(2)体感いただいた市民の皆様へのアンケート調査(期間中2日)
※ 収集したデータやアンケートは,ミスト(霧)装置に対する市民や事業者の皆様の関心や理解を更に深めていただくための普及促進策の展開に活用していきます。
4 規模
(1)配管長 約16メートル(25センチ間隔で65個のノズルを設置)
(2)設置高 2.5~3メートル
(3)使用水量・電力(1時間あたり)
- 使用水量:約150リットル
- 使用電力:約750ワット
※ 1時間あたりの運転管理コスト(水道・電気料金):約40円
5 ミスト(霧)装置の特徴
○ 環境負荷が少ない。(CO2排出量がエアコンに比べて少ない。)
※ 効率性は規模が大きい程高まる。
ミスト装置 | エアコン | |
---|---|---|
条件 | 間口約10mに配管,20個のノズルを設置して屋外の空気を冷却して室内に取り入れる。 | 20畳用のもの2台を室内に設置。(左記と同等の冷却効果) |
CO2排出量 | 約80㎏⇒エアコンの約8分の1 | 約610㎏ |
*CO2排出量は,メーカー調べによる使用電力量及び使用水量を基に,1日6時間,年間80日運転させた場合で算出
○ 水道水に高い圧力をかけ,特殊なノズルで霧を噴出することにより,水を効果的に気化させ,その気化熱が周囲の熱を奪う現象を利用して,周辺気温を下げる。(平均3℃低下)
○ 衣服や肌が濡れた感じにならない。
○ 装置の仕組はシンプルで,家庭用電源と水道の蛇口1栓があれば設置可能であり,配管等も容易。
ミスト(霧)装置の設置実験場所
- 設置場所(ファイル名:20090805.pdf サイズ:107.93 キロバイト)
ミスト(霧)装置の設置実験場所
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平成21年8月5日門川市長記者会見資料
お問い合わせ先
京都市 上下水道局水道部管理課
電話:075-672-7759
ファックス:075-682-2368