スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

第111回おむすびミーティングを実施しました

ページ番号293275

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

2021年12月6日

第111回おむすびミーティングを実施しました

1 概要

京都市内で建築協定を結んでいる地域がより良い住環境を維持し,協定の運営能力を高めていくことを目的に,情報交換や交流,学び合いの場を提供している京都市建築協定連絡協議会の役員と門川市長が,建築協定を通した地域のまちづくりなどについて語り合う「第111回おむすびミーティング」を実施しました。

・日時 令和3年12月5日(日曜日) 午後4時30分~午後6時

・場所 長江家住宅

・参加者 京都市建築協定連絡協議会役員等 9名

ミーティングの様子

2 ミーティングの内容

出席者の皆さんの主な発言内容

〇京都市建築協定連絡協議会について

・  設立31年,現在は,約50の建築協定地区の運営委員会が参加していただいているネットワークです。連絡協議会のミッションは,地区が情報交換しながら建築協定制度を有効活用し,良好な環境の維持増進を図ること,各地区の活動を支えていくこと,また,主体的に運営に取り組むような地区を増やしてネットワークの中に入ってもらおうということを目指しています。

〇建築協定連絡協議会の目指すべき姿と今後の取組について

・  連絡協議会の取組の今後の方向性は「中期運営方針」としてまとめています。中期運営方針ついては総会でしっかり議論する予定でしたが,コロナ禍で総会が2年連続書面議決となりましたので,議論できておらず,「案」の段階です。ただし,役員会で議論し,この方向でやっていくということで先行して進めているところです。

・  中期運営方針では、連絡協議会が目指すネットワーク像を描きました。約50の運営委員会が一纏めに関係を作るのはなかなか困難です。物理的に近所の地域同士,あるいはまちの特性が近いところ,たまたま仲のいい人がいる地域同士など,多様な繋がり方による小規模のネットワークが構成され,一つの地域が複数のグループにも入っていたりする,それらが折り重なるように全体としてネットワークが作られ,そこで情報が行き交い,互いに支え合ったりする関係性などにより,各建築協定地区の良好な関係の維持・増進に貢献していく,そのようなイメージを持っています。

〇建築協定とまちづくりについて

・  建築協定は最近,民泊対策として活用されていましたが,これからの時代において,建築協定はどういった可能性を持ち,そのことを検討して方向性を探っていくことが必要です。また,建築協定の運営自体が,それぞれの地区で大変な負担にもなっています。

・  建築協定で大事なことは,基本的には人と人のコミュニケーションです。例えば,今多い「片流れ屋根(一方向だけに勾配のある屋根)」なんですが,傾斜をつけるとかなり圧迫感があるので,建築士の方に話をして傾斜を下げていただきました。話し合い,コミュニケーションでまちを創っていく,そういった形で建築協定は役立ちます。

・  地域に馴染まない建物の計画が出来上がってしまうと,ある意味手遅れです。私の住んでいる地区では,民泊は出来ていませんが、平和なときに民泊規制の地区計画を京都市に作っていただきました。また、京都市の制度として地域景観づくり地区として指定していただいます。京都市の制度もめいっぱい利用させていただいて、協働・共汗ということで引き続きやっていったらいいと思います。

・  各地区の方々からお話をお聞きすると,他の地区で実際どのような考え方でその活動をやっているのかなど,「生の情報」が欲しいというニーズが見えてきました。それぞれの運営ノウハウを共有していくことが必要だと思っており,それが実現できるように連絡協議会で取り組んでいかないといけないと考えております。

〇フリートーク

1 民泊への対策について

・  京都市は,インバウンドの影響で民泊がたくさんできました。まさに民泊の嵐でした。その結果,民泊の建設を制限するための建築協定がいくつも生まれました。これまでの京都のまちづくりを我々は一生懸命やってきました。私の地域では,コミュニティを高めていこうと新聞を発行しています。

市長は,民泊について,どう総括されているのか聞かせていただきたいです。

2 桂坂地区でのコミュニティの在り方について

・  市長から文化庁の移転の話の中で,生活文化やコミュニティを大切にしよう充実しようと言う話がありましたが、桂坂地区は,協定地区も多く,1万人以上が住んでいるのですが、そこに地域の基盤となる会館がひとつもありません。コミュニティを育む場であったふれあいの里という会館が売却されました。集まれるところがなくなりました。建築協定の協議会で他府県に見学会に行きますが,小さい都市でもちゃんとした文化ホールがあって、コミュニティを育んでいます。ここは要求を出すところではないですけれどもコミュニティをはぐくむ場でもある会館の建設は切実な要求でもあります。

3 マンション計画について

・  地域で建築協定を締結してそこだけマンションが出来ないようにするのは可能です。けれども,京都は特に,お商売されているところは,間口がせまいけれども奥行きが長い土地が多い。こういう土地では住宅は,建てるに建てられません。マンションにしかなりようがないです。そういうところが多いですね。マンションが建ってしまうと,もうその隣の土地は,その世代だけで終わりですね。そこを引き継いでいこうと,改修してそこに住宅を建てようとは思われないです。だからどんどん空き地が売られます。そこで,ぽつんぽつんとマンションが建つと,住宅が囲まれてしまって,結果的には何十年後には,そこにもマンションが出来てしまいます。

・マンションの建設に際して,当然説明会をしないといけないので住民が説明会を受けるのですけれども,そこではマンションを建てるという話になります。見直しを要望しても建築確認は終わっており,これは営利事業で損はすることは出来ないので計画どおりやります,と言われて困っている地域は多々あります。その地域の規制が,例えば,建蔽率60%容積率200%で建物の高さの制限が15mまでと決まっていても,まわりの状況を見て判断をして3階までしかダメですよ,というような指導をしていただきたいです。これは建築協定の中でも隣接地でそういうことは起こり得ます。

京都市として将来像がどうなのかという部分が見えてこないです。

4 担い手の確保について

・  私の地域では,建築協定が出来て45年になります。現在,委員のなり手がいないというのが現在の最大の悩みでございます。

・  担い手の話ですが,委員は,義務感でやらされるとしんどい,面白いとか楽しいでやると前向きになってきます。義務感でやるとやらない理由を一所懸命考えてしまいます。地域活動は,楽しい要素が必要です。

・  地域での委員の活動は,目標をもって活動することが大事です。

地域が相互に支え合うネットワーク

市長の主な発言内容

〇建築協定とまちづくりについて

・  熱心に建築協定を結び,それを更新し,時々の課題に対応していただいている,また,31年前に連絡協議会を作り,いろんな経験を元にアドバイザーとしての役割やさらには協議会が自立していこうとそんな取り組みをしていただいていることに敬意を表したいと思います。同時に,まちなかの歴史的・伝統的な地域から,桂坂のような新しくできた地域の住環境を維持していこうということで,建築協定にもさまざまな特色があるんだなと,このように思っております。

・  文化庁が,来年度京都に全面的に移転してきますが,その時には,新しい文化庁として移転してきます。 衣食住,生活文化を大事にしよう,コミュニティを大事にしよう,こういうことだと私たちは思っています。地域の結びつきを大事にしながら持続可能なまちづくりをしていく,住んでよし・学んでよし・働いてよし,と,そういう暮らしを大事にする新しい文化庁であると,同時に文化と経済の融合で日本中を元気にしていこうと外から尊敬される日本にしていこうというのが意図だろう思うんですけれども,そういう意味でも京都の地域力・文化力を支えている人々の人間力・ネットワーク力、そうしたことが活かされたまちづくりがより大事だと考えております。

1 民泊への対策について

・  法律によって制度が違いますが,簡易宿所というのは宿泊施設です。あのとき,問題になったのは住居と宿泊施設をまぜこぜにして住居で泊めるという仕組みが始まり,それが民泊の始まりでした。宿泊施設なら行政の許可制度ですが民泊はそうではありません。住居専用地域なら宿泊施設はできませんが,マンションの一室を宿泊施設として使っていいという新たな法律ができました。法律が出来る前に,先にそういう仕組みや状況が出来てしまったので,それを後追いする国の制度ができました。その時に,自治体の条例で規制出来るようにしてくれと徹底して取り組みましたが、国の法律であり,地方自治体が独自に規制はできないとの回答でした。結局,住居専用地域については,京都市は1月15日~3月15日までしか民泊の営業は認めないことにしました。

・  簡易宿所の法律上の制限は,元々ありましたが,これについても京都市独自で10分間以内の駆け付け要件を課しました。国が法律をつくっていますが,その法律を上回る京都市条例をつくったら憲法違反になります。専門家とも議論を重ねて,最大限の規制をしましたが,京都市内にたくさん民泊が出来たのは事実であります。今後,国に対しての意見具申も含めて,総括していかないといけないと思っています。

2 桂坂地区でのコミュニティの在り方について

・  会館ですが,ハードはこれ以上作らない,統合していく方向です。桂坂であれば,西総合支援学校がある,あるいは小学校もある,もっと使いやすいように自主管理してもらって使っていただくように考えていただいたらいいと思います。ハードをつくってそれを維持していくのに,税金を使用すると,次の世代に負担を先送りしていくことになり,出来ません。学校は,土日や夜に空いています。それをもっと使って,自主管理していただけたらいいです。学校をどのように使いやすくしていくかを地域ごとに決めていってくれたらいいと思います。

・  京都市の小中学校は,政令指定都市の中で一番グラウンド・体育館の地域への開放が進んでいます。体育振興会や校庭開放委員会などを作って,自主管理して使っていただいています。夜間照明をすべての学校で付けているのは京都市だけです。すべての学校でふれあい教室をつくり自主管理していただいている。学校運営協議会とか地域ごとにつくっているので,そのあたりも含めて確認して活用していただいたらいいです。

3 マンション計画について

・  マンションの問題は,難しい課題提示だと思います。市長としての関わりということではなく,建築協定に失敗した経験があります。私の家の北側にそして南側に大きなマンションが建つということで,なんとか町内会で高さが20m制限の建築協定が結べないかと取り組みました。その頃の高さの制限は,31mでした。結局計画どおり建ってしまいました。協定を結ぶということがいかに難しいかわかりました。その後,周りはマンションで囲まれるようになって、町内がコロッと変わってしまいました。

・  今は,高さの制限が15mになっています。そこには,駐車場だったところに3階建てのマンションが建ったりしています。丁寧な説明をして,町内会に入ることを勧めるということで町内のコミュニティが成り立っています。

・  要望されているのは,もう一歩,そういうところにはマンションを建てるべきではないと,例えば,15mの制限ではなくもっと規制すべきやということ,これについてはもう少し市民議論がいるんではないかと思います。

4 担い手の確保について

担い手の話ですが,役割を持っている方のほうが認知症を防げるらしいですね。不確かですが,関東の方の認知症予防の研究所が,高齢者の方で役割をもって地域で活躍している人とそうでない人では,認知症になる人とならない人は,女性で2倍違い,男性は5倍違うらしいです。必ずやるという役割をもってというところが大事らしいです。好きなことをするというのは認知症予防にならないらしく,役割が大事らしいです。

集合写真

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

フッターナビゲーション