【広報資料】公民連携・課題解決推進事業「KYOTO CITY OPEN LABO」の実証実験スタート!京都スタートアップにより職員の心の健康をサポート!
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2021年10月11日
広報資料
令和3年10月11日
総合企画局(総合政策室SDGs・市民協働推進担当 075-222-3178)
行財政局(人事部人事課 075-222-3270)
産業観光局(産業イノベーション推進室 075-222-3339)
公民連携・課題解決推進事業「KYOTO CITY OPEN LABO」の実証実験スタート!京都スタートアップにより職員の心の健康をサポート!
京都市では,各部署の行政課題に対し,民間企業等が一緒になって実証実験等により課題解決を図っていく公民連携・課題解決推進事業「KYOTO CITY OPEN LABO」を開設しています。この度,本事業の取組として,「職員のこころの健康に新たなアプローチを」について,京都スタートアップのemol株式会社との連携により実証実験をスタートしますので,お知らせします。
なお,本市においては国の「スタートアップ・エコシステム グローバル拠点都市」に選定されるとともに,グローバル市場で活躍する企業の創出を可能とするスタートアップ・エコシステムの構築に取り組んでいます。本事業「KYOTO CITY OPEN LABO」を通じてスタートアップの技術・アイディアによる行政課題の解決を実現するともに,スタートアップの成長を目指します。
1 実証実験のテーマ
「職員のこころの健康に新たなアプローチを」
本市では,これまでから「京都市職員メンタルヘルスケア指針」に基づき,面談や相談体制の整備等の取組を実施してきました。全国的にも新型コロナウイルス感染症による環境の変化等でメンタル不調者が増加している中,職員自身が体調等を簡易に自己分析し,セルフケアにつなげることを目的としてメンタルヘルス疾患予防のための自己管理ソリューションを試行します。
2 対象
3 実施内容
職員から本実証実験参加者を募り,emol株式会社が開発・提供しているアプリケーション「emol」の実証実験用のACTプログラム(※)を職員個人のスマートフォンにダウンロードします。その後,2週間使用し,ストレス度合いのチェックや抑うつ,心理的柔軟性等への効果を検証します。
※ACTプログラム
「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」(Acceptance and Commitment Therapy)とは,マインドフルネスの考え方をベースに「心理的柔軟性」(Psychological flexibility)を生み出すことで「心の健康」を維持・回復させる療法のことです。医師が行う専門的療法としてだけではなく,一般の人でもストレス対処の技法として活用できるため,世界的に広がりをみせています。本検証ではACTについてチャットボットを通じて学び・体験するセルフケアプログラムにより介入します。

4 実証実験の期間
令和3年10月11日 実証実験に参画する職員の募集開始(目標:100人)
11月 1日 実証実験スタート
5 実証実験の連携企業
⑴ 企業名 emol株式会社
⑵ 所在地 京都市下京区中堂寺南町134 ASTEM棟 7F
⑶ 代表者 千頭 沙織
⑷ 創業日 平成31年3月18日
⑸ 事業内容 メンタルヘルス関連サービス開発
⑹ 特 徴 AIメンタルセルフケアアプリ「emol(エモル)」の開発・運営を行っています。利用者はチャット形式にてAIキャラクターと会話することで,CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)に基づいたセルフケアプログラムを受けることができます。大学との共同研究を通じて,エビデンスベースでの開発をしています。

6 問い合わせ先
・ 公民連携・課題解決推進事業等についての問い合わせ
京都市総合企画局 総合政策室 TEL:075-222-3178
・ 行政課題「職員のこころの健康に新たなアプローチを」についての問い合わせ
京都市行財政局 人事部人事課 TEL:075-222-3270
・ 連携スタートアップ企業についての問い合わせ
京都市産業観光局 産業イノベーション推進室 TEL:075-222-3339
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局総合政策室市民協働推進担当
電話:075-222-3178
ファックス:075-212-2902